今年の年末年始は、長い人だと9連休になるそうですね。すでに休みの人も多いでしょう。皆さんはこの長いお休みを、どのように過ごす予定でしょうか。
実家へ帰省する方、旅行に出かける方。それとも家に籠って、配信やドラマを一気見する予定でしょうか?
先日ラジオを聞いていたところ、年末年始の過ごし方についてリスナーからの声を募集していて、「ひたすら家に籠って韓流ドラマを見続ける」という回答が紹介されていました。
長い休みだからこそ、普段できないことをやりたい気持ちはよく分かります。ただ、あまりにも外に出ず、同じ姿勢で過ごし続けてしまうと、体調を崩してしまうかもしれません。
家に籠りきりで心配なのは「セロトニン不足」
まったく外出をしない生活で、特に心配なのがセロトニンの不足です。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内の神経伝達物質で、精神の安定や心身をリラックスさせる働きがあります。
このセロトニンの分泌量が減少すると、気分の落ち込みや不安感が出やすくなり、冬季うつ病の症状を引き起こしやすくなります。
自然光を浴びない生活が不調のきっかけに
自宅に閉じこもり、屋外にまったく出ない生活を続けていると、自然光を浴びる機会が減り、セロトニンの分泌量も低下してしまいます。
その結果、休み明けに
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強い疲労感
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ストレス
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頭痛
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肩こり
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不眠
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便秘
といった不調が出やすくなります。
さらに、5月病のように仕事への意欲が湧かない、集中力が続かない、場合によっては仕事を休みがちになってしまうケースも見られます。
休み中こそ「少し外に出る」習慣を
こうした不調を防ぐためにも、年末年始の休み中は散歩でも構わないので、外に出て歩く習慣を作りましょう。
ポイントは
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短時間でもOK
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特別な運動でなくていい
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自然光を浴びること
この3つです。
ほんの10〜15分外を歩くだけでも、体も気持ちもリフレッシュしやすくなります。
せっかくの長いお休み。「休んだのに疲れた…」とならないよう、ぜひ意識して過ごしてみてくださいね。