最近「肩甲骨がガチガチな気がする」「ストレッチしても軽くならない」という声をよくいただきます。
自覚がなくても、スマホやパソコンの影響で肩甲骨がほとんど動いていない方は本当に多いです。
ま、もともと肩甲骨は鎖骨としか関節していないので剥がれているものですが…。
今日は、自宅で簡単にできる“肩甲骨の可動域チェック”をご紹介します。
まずは今の状態を知ることで、肩こりやたるみの根本原因が見えてきます。
1. 肩回しチェック
椅子に座り、背筋を伸ばして肩を大きく前後に回します。
こんなサインがあれば要注意👇
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ゴリゴリ音が鳴る
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円を描くように回せない
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途中で引っかかる
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大きく動かそうとしても回らない
肩甲骨の周りの筋膜が固まっている可能性があります。
2. 手の甲を背中に回す「結帯動作」チェック
手の甲を背中に回して、どこまで上がるか確認します。
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左右で高さが違う
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痛みがあってそもそも上がらない
こうした場合は、筋肉の硬直や肩の内巻き(巻き肩)が進んでいるサインです。
3. 背中で手をつなぐ「結髪動作」チェック
片方の手は首の後ろから、もう片方は腰から背中へ。
指先が触れない・届かない場合は
肩甲骨の内側が固まり、動く範囲がかなり狭くなっています。
特にデスクワークの方は苦手なケースが多いです。
4. 壁に背中をつけて腕を上げるチェック
壁に「かかと・腰・背中・頭」をつけ、腕を耳の横まで上げます。
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腰を反らないと上がらない
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耳につかない
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途中で肩が痛む
これらは肩甲骨と腕がうまく連動していないサインです。
肩甲骨が動かないとどうなる?
可動域が低下すると
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首肩こり
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顔のむくみ・たるみ
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呼吸の浅さ
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姿勢の崩れ
こうしたトラブルに繋がりやすくなります。
特になんだか顔が下がってきた、顔が大きくなってきたかも…という方は、実は肩甲骨の硬さが大元になっているケースも少なくありません。
年末年始は固まらせすぎないように動かしていきましょうね。