多くの人を悩ませる腰痛。
そのなかで 「コルセット(腰痛ベルト)」 を使っている という方も少なくありません。
一方で、
「使ったことがないから、どんなときに使えばいいのかわからない」
という方も意外と多いものです。
コルセットを使うべきタイミングは?
急性期の強い痛み(ギックリ腰など)
急な腰の痛みで動くのもつらいときには、
腰を固定して負担を減らすことで痛みが軽減 されるため
コルセットは有効です。
慢性腰痛でもOKなケース
慢性腰痛でも、
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腹筋・背筋が弱っている
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立ち仕事・運転などの負担が大きい
といった場合は、腹筋の代わりに支えてくれるため使用は問題ありません。
ただし「使いすぎ」には注意!
コルセットを長期間・長時間つけ続けると、
体がサポートに頼ってしまい、
筋力低下 を招くことがあります。
コルセットと併用したい運動
慢性腰痛の場合は、コルセットに頼りすぎず
筋肉を強化するトレーニングを並行して行うことが大切です。
おすすめは…
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プランク
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ヒップリフト
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クランチ
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太もも裏・腰まわりのストレッチ
これらは 体幹の深層筋(腹筋・背筋)を鍛えつつ柔軟性もアップ するので、
腰を守る力がしっかり育ちます。
コルセット使用時の注意
✔ 就寝時は必ず外す
寝ている間に筋肉が回復するため、つけたままはNG。
✔ きつく締めすぎない
締めすぎると
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血行不良
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内臓の圧迫
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息苦しさ
を招きます。
「苦しくない程度」を目安に調整しましょう。