「肩こり」なんかに代表されるように筋肉が硬くなる現象を”コリ”と呼びます。
運動や筋トレしたあとに疲労困憊して筋肉が硬くなった状態を”ハリ”と呼んだりもします。
別に医学用語でもありませんが世間一般的にはこの表現が共通になっているので、一度は聞いたことや使ったことがあると思います。
それに対して施術する側は「ほぐす」といって筋肉の弛緩をします。
コリをエコーで可視化すると…
この〇で囲んだような白い分厚い部分が”コリ”の部分ですが、これは筋膜が固まっているような状態です。触ってゴリゴリするようなところは筋膜が癒着やシワができている状態ということです。
ガシガシ強く押して効果がないのは筋肉が緩んでも筋膜が緩んでいないから…というのが答えです。
筋膜リリースは今やギョーカイのトレンドですが、全身に筋膜は張り巡らされており、筋膜の癒着もどこからも繋がっているので原因を探し出すのが難しいんですよね。肩の筋膜の硬結の原因が内臓にあったりもするんで。
シワなのでグリグリ押しても伸びません、押さえながら他の部分を動かしたり、動かしてもらったり、伸ばしたりとすることでシワがスッキリすることが効果が高いとされています。
何が正しいのかはあと10年経てば変わるかもしれないので、常にアップデートが必要です。