腕のしびれで「胸郭出口症候群」があります。
これっていわゆる”なで肩”の人によくみられる症状です。
解決法としては姿勢の悪さを改善するというのが一般的なんですが、「胸郭出口症候群」は3タイプあります。
- 圧迫型
- 牽引型
- 混合型
一番多いのが混合型なので原因を見つけるのが難しい症状でもあります。
基本的に姿勢の改善としては、
- 肩甲骨を寄せる
- 背筋を伸ばす
- 胸を張る
が一般的ですが、この姿勢をとることで悪化することもあるので注意が必要です。
はなこ
どうして姿勢を良くすると悪化することがあるの?
基本的には肩甲骨を寄せることはいいことなんですが、過剰に寄せることで鎖骨が下がる場合があります。
鎖骨が下がると、鎖骨と肋骨の間が狭くなっちゃいます。
と、いろいろ複雑に絡み合っているので悪化することがあります。
女性に多いパターンとしては胸を張りすぎて症状が出るケースもあります。いわゆる反り腰になりやすい方は注意が必要です。こちらも肋骨が上がりすぎて鎖骨と肋骨が近づきすぎる場合があります。
あとはストレートネック。
ストレートネックの人も背筋を伸ばすと悪化することがあります。腕が下に引っ張られることが原因です。
と、言うことで自分がどの状態かによって対策が異なってくるのが胸郭出口症候群です。
姿勢を良くすることで悪化するようであれば上記のようなストレスの可能性があります。なんか胸張った方が調子が悪い…という方はご相談くださいね。