こんにちは!エーパシ・カイロプラクティックの井上です。
一昨日のブログで「肩の痛みを訴える方が増えている」という話をしましたが、今日はその中でも見逃されがちな**広背筋(こうはいきん)**についてお話しします。
広背筋とは?
読んで字のごとく、「広い背中の筋肉」。人体の中でも面積が最も広い筋肉で、肩から腰まで大きく覆っています。
この筋肉の主な働きは――
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挙がった腕を下げる(伸展)
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腕を後ろに引く(内転)
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肩を内側に回す(内旋)
まさに、「腕の動き」と「姿勢」をつなぐ要の筋肉なんです。
広背筋が固くなるとどうなる?
五十肩などで「腕が上がらない」「痛みで動かせない」という方、実は広背筋が固まっているケースが非常に多いです。
広背筋がガチガチだと、腕を上げようとしたときに背中から引っ張られて動きが制限されてしまうんです。
もちろん肩関節や周囲の筋肉も関係しますが、広背筋を緩めてあげるだけで「肩が軽くなった!」という方もたくさんいらっしゃいます。
昨日の「万歳」も広背筋を伸ばしているんですよ~。
セルフケアのポイント
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壁に手をついて、背中を伸ばすようにストレッチ
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息を吐きながら、背中の緊張をほどくイメージで
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お風呂上がりなど、身体が温まっているときが効果的
日々のちょっとしたケアで、肩の動きがグンと変わりますよ!