私が学生の頃はスポーツ医学の概念がようやく現場になじんできていましたが、「水は飲むな」「とにかく走って足腰を鍛えろ」という科学的根拠は?と今ならなるんでしょうが、気合と根性で乗り切るのが”普通”とされていました。
そして、令和の今なお人気なものがシックスパックの腹直筋です。腹筋を6個に割るからシックスパックなのですが、学生時代は身体を90度まで起こさないとダメでした。
当時、貧弱だったオニイサンの私も成長期補正がかかっていたおかげで割れた腹筋を手に入れていましたね。(遠い目)
最近の論文では90度も上げずに30度~40度ほどの角度が腹直筋に対して最も効果的、と発表されていました。確かに、その辺の角度の時が一番キツイ感じですよね。90度まで起こさないと怒られていたのはなんだったのでしょうか?
オニイサンを通り越して立派なオジサンになった今ではシックスパックも表に出てくることはなくなり、ワンパック状態を維持して久しいのですが、これは運動が足りない、筋力が足りないのではなく、シックスパックを覆う分厚い皮下脂肪のせいです。これは私だけでなく、人類の共通項です。
実際にお腹を押さえてみれば脂肪の下のシックスパックは触診で確認できますが、なかなか肉襦袢がはがれてくれません。
結局体脂肪率を落とさないことにはどうしようもないです。目安では10%以下と言われています。
私の体脂肪率は18%を切らないです(´;ω;`)
一般的には高くも無く、低くもないのですが、15%は切りたいと思っています。体脂肪率を落とすためには腹筋運動だけでなく、有酸素運動や全身の筋トレも必要なのですが、よりハードに追い込まなければならないようです。