どうも、整体院エーパシの井上です。
整体や整骨院で痛くないよ!と書いてあるホームページも多くなってきましたね。
うちも「バキバキしないソフトな整体…」と載せているはず…(笑)
マッサージも最近では痛くない!というものも増えてきました。
知らない人もいますか?業界あるあるなんですが、そこんとこ話していきましょう。
マッサージ嫌々期
この業界って大体どこかに修行に出ることが多いです。
学校卒業して即独立開業なんて人はいないのでは?
そういった修行場所で新人がやることが、マッサージなどの揉む行為が普通です。
この普通が新人たちを苦しめていきます。
マッサージって何がキツイかしっています?
指と手首です。
それに疲れます。ですから開業のときは痛くないような手技にしようとするのです。
最初からそういうところ行けよ!って思いますけどあんまり募集していません。
流行ってなかったり…
店主が独特だったり…
というか、簡単そうにみえてめっちゃ難しい技術っていうのが普通です。
ですから、学校卒業したら大手やマッサージしているようなところにいくのです。
調子に乗りたい
開業を意識すると他と違いを出したい気持ちが強くなる。
なぜなら「もっといい方法があるんじゃないのか?」
と、思うようになります。
ちなみに僕もこのタイプ
「マッサージじゃ治らんし」
とよく言ってました。
結果、
全国的に有名な先生のところに勉強しにいったりするわけです。
僕も時々行きます(笑)
来月のこの土曜日は研修受けに行ってくるのでお休みです!と衝撃的な告知?でしょうか。
遊びに行っているわけではないんですよ。
セミナーにガチで参加しているのです。
他のところは知らんですけど、良くも悪くも技術には熱心に勉強しますよ。
マッサージじゃ治らない現実
これは僕なんかよりこれを読んでいるアナタの方が感じているかもしれないです。
「なかなか治らない」
もしくは
「次の日には痛くなる」
「すぐに戻る」
と言われてDVDやセミナーなんかで勉強し出すのです。
そして痛くない技術を習得してくるのです。
これは治したいから習いに行ってくるのです。
これは痛い治療が治らない、から、痛くない治療=治るかも。
という単純な図式が出来上がるわけです。
マッサージは疲れる
延長マッサージは疲れ知らず!の若い子がやればいいのですが、そうはいっても身体を使うので疲れますよね。
僕も「疲れたことはないです」とよく言いますが、ええ、空元気です。
これが50過ぎても60過ぎてもできるのか?と問われると
「きついよねー」って大概なります。
ですから長い間やっていくにはあまり術者が疲れない技術習得が大切になってきます。
差別化を図りたい
そうなんです。
周りがガンガンマッサージしているので同じことをしていては色が出ません。
ですから、治療法を変えていきます。
うちでやっているのは「肋骨矯正」
この肋骨を矯正し姿勢改善に特化した治療院なので他県からも通われる方々が多くなりました。
貴方もトイレに芳香剤を置くなら、
普通の芳香剤とトイレ専用芳香剤があったら、どっちにしますか?ということです。
尊敬している先生がやっていることを学びたい
僕らの業界では師匠が一番!的な感じです。
難しいこといっているけど、なんかスゲー!っていう感じです。
このなんかスゲー!感がとても大事です。
それでいて結果も凄いことになっているパターンね。
そしたらそこから学びたいってなるわけですよ。
あなたもそうですよね?もしあなたの家族の誰かが心臓病になったら徒歩5分の心臓外科にはいかずにデッカイところや、有名な先生がいるところを調べてそこにいきませんか?
仮に最初は近所の病院でも難しくなればなるほど、大学の先生を紹介してくれたりするでしょ。
なるべくならいい先生に診てもらいたいと、なるべくならいい先生から習いたいは同義語です。
あなたの身体を治す為に確率を1%でもあげること、これがあなたの為と考えているわけです。
勉強しているんですね!と褒められたい
休みの日にも勉強しているアピールをしている先生もいます。
すげーでしょ!アピールね。
「我が生涯は勉強やね」が口癖です。
このタイプは自分の勉強を患者さんに押し付けるタイプが多いです。
患者さんにはわかりやすく伝えることが大切ですから、分かんなくてもいいわけです。
でもあなたも勉強したいならお勧めですよ。
自己満をぶつけたい
基本的には「俺様が治してやったぞ」が多いタイプです。
それが言いたいがために他を全否定していくわけですよ。
あれはダメ、これもダメ、それもダメ。
お医者さんに憧れているパターンが多いです
そんなに偉くもないっすよ、院を出たらただの人ですから。
僕もよく先生!なんて言われますけど、普通に井上かヒロトって呼ばれる方が慣れていますよ(笑)
患者さんの体に負担をかけたくない
これはもっともらしい。
でも、あなたもできれば好転反応なんか起こしたくないでしょ?
特にもみ返しとかね。
少ない刺激で大きな変化を出すことが大切です。
ただし保険治療ではなく自費治療なのでその辺はご容赦を。
まとめ
僕は痛いこともします。
腰が痛いときに腰は押しませんが足の詰まりをとって腰の痛さをとるので、そのときは痛いです。
だからってガシガシ押すんじゃなくて、
軽く押して、ほら痛いでしょ?ってレベルですからね。
追記
※元ネタの加藤先生の記事
https://katousystem.com/2017/06/10/kubiyakataitakunai/
そして、それがバレてネタになった記事
https://katousystem.com/2017/08/09/are/
さすがの一言です。面白いものっていいよね。面白い人ってモテるからきっとモテるんだろうな。いつか出会ったときに聞いてみよう。