セルフケア行っていますか?
毎日しています!という人もいれば、たまにはね…、いや、痛くなったときだけ…などなど人によって様々だと思います。
ただ、セルフケアで誰しもが一度はぶつかる壁、それは
【強くて痛い方が効くだろう】
という勘違いです。
痛い方が効いている感じはしますが…適度な負荷は「痛気持ちいい」と感じる強さです。
筋肉には様々なセンサーがあり、緊張を高めるセンサーや緊張を緩ませるセンサーもあります。
筋肉をほぐすためには当然、筋肉の緊張を緩めるセンサーを刺激しなければいけません。
ちなみに反応条件としては、
- 筋肉の緊張を高めるセンサー…急な(細かい)動きを伴うもの、痛みとして認識する刺激
- 筋肉の緊張を緩めるセンサー…じんわりと引き延ばす動き、気持ちがいい、あるいは痛気持ちいいと認識する刺激
になります。
ストレッチでもグイグイ伸ばしたり、反動を使ったやつはNGなので、じんわり伸ばせるところまでで大丈夫です。ボールや筋膜ローラーなどでもゴリゴリ押さずにゆっくりと負荷をかけてあげる。
という感じの調整が必要となってきます。筋肉は強張っていますから、優しく対応しないとどんどん頑固になっていきます。商店街の先輩たちみたいに上手に扱うことが大切です。
痛みで筋肉が緩むんであれば、ハンマーでどんどん叩けば筋肉が緩んでいくと思いませんか?でも、それじゃあ体はリラックスできませんよね。
セルフケアの回数や時間も大切ですが、もっと大事な「緊張を緩めるセンサー」を刺激することを意識すると症状改善も早まりますよ。