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久留米市で唯一の姿勢改善専門院エーパシ カイロプラクティック

かかと重心?つま先重心?重心をどこに置けば姿勢は改善するのか?

立ち方とか大事っていうけど、そもそもどこに体重かけたらいいの?
あやや
井上洋人
いわゆる重心ってやつだね。基本は足の内くるぶしの真下あたりだね。

当院でも立ち方や座り方をお伝えしているのですが、その時に重心が大切になってきます。

よく聞かれることが、踵重心がいいのか?つま先重心がいいのか?どちらが身体が楽なのか?ってことなんですけど、今日は立っているときの重心の取り方について書いていきます。

そもそも重心とはなに?

物体の各部に働いている重力の作用と等価な合力が作用するはずの点。図形については、それと同等と見られる点。質量中心

分かりやすく説明すると、バランスが一番とれる点です。つまり立ち姿勢のときに重心が正しい位置にあれば身体のバランスが崩れにくいってことですね。

重心はかかとがいいのか?つま先がいいのか?

これについては色々意見があります。ネットで検索をかけても「かかと重心が正しい」「つま先に乗せたほうが安定する」どちらも色々あってよく分からないことが多くないですか?

僕的には「かかと重心」なんですが、完全にかかと重心か?と言われるとちょっと違うんですよ。

真ん中重心と言った方がいいのか、あやふやなので写真といっしょに説明していきます。

つま先重心はこんな姿勢

日本人はつま先重心が多いです。つま先というか指の付け根あたりというか、臀筋というお尻の筋肉が弱いせいなんですけどね。

耳の下から真下に線を引っ張ってみました。重心は頭の位置が背骨の上に来ることが大切です。

この写真のように前側に重心がいくと前のめりになります。これを防ぐために骨盤を後ろに倒して腰を反らせる姿勢をとります。

腰が痛かったり、ふくらはぎが張っている人に多い姿勢です。ヒールを履く機会の多い女性や歩いていてふくらはぎがパンパンに張ってくる人は要注意です。

かかと重心だとどうなるのか?

次にかかと重心を見ていきましょう。

つま先の真逆であるかかと重心だったら大丈夫!と思う方もいらっしゃいますが、下の写真を見てください。

今回は耳が体の後ろ側に来ています。今度は後ろ側に倒れようとする上体を太ももの前側で支えようとします。どっちにしても太ももの前側の筋肉が張ってくるという状態。

腸腰筋や大腰筋といったところも使われてくるので徐々に腰が丸くなってきてしまいます。

写真を撮ってみるとなかなか不自然ですよね。冒頭でかかと重心なんだけど、ちょっと違うというのは綺麗な姿勢はもっとスマートにかっこいい立ち姿ということです。

かかと重心でもなく、つま先重心でもないなら…

導き出された結論は「真ん中重心」です。

ポイントは土踏まずの少し後ろで、内くるぶしの真下ぐらいに来るのが一番いい重心です。

かかと重心よりか身体の真ん中を線が通っています。

いい姿勢というのは、いかに筋力を使わないで真っ直ぐ立てているか?骨格で支えていられるか?ということを意識してみてください。

立ちながら、前側重心→かかと重心→真ん中重心(内くるぶしの真下)に体重をかけると分かりやすいと思います。

ポイントとしては顎を引いた状態で試してくださいね。無理に胸を張ったり、力が入る状態では疲れちゃいます。ふくらはぎが太くてお悩みの方はこの立ち方をするとふくらはぎが緩む瞬間が出てきますのでお試しあれ。

重心を意識しても姿勢が崩れると意味はない

重心が正しい位置にあれば安定するのですが、猫背になると上半身のバランスが崩れるので重心は動きます。

ヒールの靴を履いても裸足のときと同じように重心はかけれないです。

インソールを履いて重心を整えるのもいいとは思いますが、それは”腰が痛いからコルセットをしている”と同じようなことになります。理想は裸足のときはココ、ヒールのときはココ、スニーカーのときはココ、など場合によって移動できるだけの動きと柔軟性が必要だと考えます。

そのためには、重心だけを意識せず、身体全体のバランスを整え、動きやすい骨格をつくることが大切です。

外側に重心が乗ると足が太くなる

女性多い下半身太り。大きな原因として外側に重心が乗ってしまう立ち方をする人が多いです。

このように小指側に重心がかかると、足のすねの外側の筋肉が発達しやすくなり、股関節が内旋(内側に回ること)し、お尻が外側に張り出して歩くため、外側にどんどん筋肉がついていきます。

太ももの内側の筋肉(内転筋群)が使えないので、たるみやすくセルライトなどもできやすくなるでしょう。また浮指になりやすいため、足底筋膜炎、O脚、外反母趾、変形性膝関節症などの原因となるので早めに矯正しておくことをお勧めします。

足を細くするなら重心は内くるぶしの真下に!

真っすぐ立った時に内くるぶしの真下に重心が乗っていることが理想です。

理想の体重のかけ方は内:外で7:3ぐらいの割合がいいでしょう。

バレリーナのように立つのが理想ですが、この画像はつま先が開きすぎなんですけど、つま先は自分の手でグーを作って横幅1個分ぐらいがちょうどいいです。

ここに重心が乗ると歩行時に内転筋と親指で使って地面を蹴れるので、自然と下半身痩せにつながります。

まとめ

立ち方は色々あるけれど、うちくるぶしの下に重心がくるような姿勢が楽で綺麗ですよ(裸足のときは)。

ふくらはぎ痩せにも効果的です。重心がなかなか分からない、ついでに体の歪みも改善したい人は当院にてお待ちしています。

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