「砂糖は身体にいいのか?」
砂糖って健康に役に立つのか?砂糖が身体にいいって話はあんまり聞かないですよね。漠然と身体にはあんまりよくないんだろうな~ってイメージではありませんか?
しかしながら、砂糖の何が身体に悪いのか?とかはよく分かりません。摂りすぎると太る…ぐらいでしょうか?
今回は砂糖と健康について調べたものを書いていきますね。
カイロプラクティックと関係ない…かもしれないけど、気になるから!
砂糖が体に与える影響とは?人間に有害?無害?
調べるには多分文献とかあり、科学的根拠とか色々研究してくれている先生がいらっしゃるところですが、小難しいので割愛します。
だってWHO(世界保健機構)は砂糖は安全!って言ってますから我々の手に入るわけですよ。でもWHOの健康の定義って、
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。WHO世界保健機関
超ふわっとしている…しかし、全ては満たされていないぞ!少なくとも僕は!
っていうか全てを満たされた人の方が少ないんじゃないですか?でも、上記の定義をもって「砂糖は安全」を証明するのはめっちゃ難しいですね。
現代で砂糖を日常的に摂取していない人の方が少ないですよ。全ての人間が砂糖を恒久的に摂取しているのに「摂取していない状態との因果関係の証明」とかって難しいですよ。
でもインターネットでこんなに盛り上がっているのって、砂糖が「悪」か「安全」かで”人生かかっちゃう人が多い”からだと思います。
砂糖が健康にいいのか?悪いのか?を調べるのはヤバイ!?
仮にWHOが「砂糖は麻薬と一緒で中毒性があって、精神にも悪影響をあたえる有害物質です」なんて言おうもんなら世界はひっくり返ります。しかし、「砂糖が腸内環境にいい影響を与えます」ということも言われていません。
これは最近言われている牛乳は悪ブームと一緒だと思います。みんな悪いもの探しに躍起になっている気がします。どんなものにもメリットデメリットがあるので砂糖にもメリットあるでしょう。
砂糖のメリット
砂糖のメリットってなんでしょう?
- 疲れが取れやすい
- エネルギー源になる
- 幸せを感じる
- 脳のエネルギーになる
こんなところでしょうか?イライラが収まる!っていうのは女性からよく聞きますけどね(笑)
ちなみに健康的な生活で摂取していい砂糖の量は一日に25gらしいです。
ちなみにコーラはペットボトル1本で30gなのでガッツリオーバーですね。
甘いものは別腹、なんて言葉もあるように甘いもの好きの人っていっぱいいますけど、少し砂糖の量もチェックしてみるのも悪くないかなって思いました。
砂糖のデメリット
砂糖のデメリットは…書き出したらキリがないような気がしますが…
- 体重、体脂肪が増加する
- 血糖値があがる
- 精神疾患を引き起こす
- 砂糖が身体のビタミンやミネラルを奪い去る
- 砂糖のせいで腸内環境が悪化する
う~ん、色々ありますね。健康診断でも太りすぎたりしてたらお医者さんに「痩せろ」と言われる時代ですし、砂糖で太らない体は逆に重要な病気かもしれませんね。
砂糖の代用品で人工甘味料!0カロリー商品で逆に太るパターン
ノンカロリーとか0カロリーって実はカロリーがあるってご存知の方もいらっしゃると思いますが、5kcal未満であればそう表示していいことになっています。ダイエットとかでカロリーゼロの標語に釣られてホイホイ食ったり飲んだりしていると、普通の食事より余計に太るって知ってました?
ダイエット系飲料で砂糖の代わりに人工甘味料を使っているケースがほとんどで、身体に吸収されないから0だよ!っていうものなんですけど、「別に痩せるともいってねーし!」ってことですからね。
舌では甘さを感じているけど、吸収されていないからギャップが起きてしまって身体おかしくなりそうですけど。
じゃあ、砂糖やめようぜ、断糖のメリット
砂糖を断つのって難しいんですが、辞めると色んなメリットがあるそうです。
- 美肌になる
- 痩せる
- 精神的に安定して情緒不安定が改善される
- 生理痛やPMSが改善する
- 身体の冷えが改善する
- アレルギー症状が軽くなる
いいこといっぱいありますね。特に美肌やアレルギーに悩んでいる人は多いので、「よっしゃあ!砂糖止めよう!」ってなるかもしれませんが、もちろんデメリットもありますよ
砂糖を断つことのデメリット
- 友人との食事や外食に困る
- イライラしやすいし、やる気が起きなくなる
- 脂っこいものを欲するようになる
イライラはメリットの情緒不安定の改善とのバランスの問題ですね。ストレスが溜まると甘いものが食べたくなる時もいっぱいあると思います。砂糖の栄養成分には”ストレス解消”はありませんが、ドーパミンやセロトニンといったホルモンへの影響があるせいです。
これがあるからみんな辞められないんですよね。メリットを差し引いても「今のイライラを改善したい」と思っちゃうのが人間ですからね。ま、別にみんなで砂糖やめようぜ!って話でもないので、徐々に減らしていくっていうのもいいかもしれませんね。
砂糖の種類とその違い、カロリーってどうなの?
スーパーに行けば砂糖はあります。ただ、一口に砂糖と言っても色んな種類もあるし、カロリーも違います。色が白と茶色に分かれていますが、製造法の違いです。更に茶色い砂糖は2種類に分けられます。
白砂糖【上白糖・グラニュー糖】
砂糖の原料は「さとうきび」と「甜菜(てんさい)」です。白い砂糖は、原料から不純物やミネラルなどを取り除いて作っています。漂白しているわけではないんですよ。甜菜から作る砂糖を甜菜糖と呼ぶこともあります。
白い砂糖である、上白糖やグラニュー糖の主成分である「ショ糖」は本来、無色透明の結晶。この結晶が光を反射することで白く見えているんです。カロリー的には100gあたり384キロカロリーほどです。
茶色の砂糖その1【黒糖・きび砂糖・てんさい糖】自然のミネラルが含まれる茶色い砂糖
茶色い砂糖も原料は白砂糖と一緒の「てんさい、さとうきび」なのですが、ミネラルなどを残した状態で砂糖にしているので茶色い色がついています。ミネラルの色がついているので茶色に見えます。黒糖のカロリーは100gあたり354キロカロリーで白砂糖より少し低め。ですから、上白糖の代用として使われることもしばしばありますね。
さらに、甜菜糖(てんさい糖)がダイエットにいいって聞くんですけど!という意見もありますが”砂糖は砂糖”なので太らないわけでもないし、砂糖の代用品として甜菜糖を料理に使えば大丈夫!という考えは危険ですね。
茶色の砂糖その2【三温糖・中ザラ糖】カラメル化の色で茶色い砂糖
同じ茶色の砂糖でも黒糖と三温糖では違います。
三温糖や中ザラ糖は、上白糖の結晶を取り出した糖液を何度か煮詰めてカラメル化させて作っています。そのため、ミネラルはほとんど取り除かれているんです。カラメル化して茶色くなっているというわけです。三温糖のカロリーは100gで382キロカロリーなので白砂糖とほぼ一緒ですね。
同じ茶色の砂糖でも中身もカロリーも違うので覚えておいてくださいね。
逆に砂糖を摂取し続けるとどうなるのか?
ちょろっと調べたらこんな映画があるみたいなので今度見てみようかと思います。摂取し続けないと分からないですからね~、
以前、スーパーサイズミーっていう映画(1日3食ハンバーガーを食べ続ける映画です)も見て面白かったのでこちらも期待したいです。
※追記
この映画見たんですが、砂糖に少しでも疑問を持っているなら見たほうがいいかもしれません。主演は監督自身で、オーストラリアの定める「1日に摂っていい砂糖の量」を摂り続け、尚且つ総摂取カロリーは以前と同じにしていたんですが、結果は…。更には虫歯問題だったり、近年の発達障害児童と砂糖の摂取量の関係性についても取材しています。
少なくとも僕は”砂糖”を減らそうと思いました。
まとめ
甘いものって美味しいよね。
摂ってもいいし、摂らなくてもいい。ただ摂りすぎると身体に悪そうな気はする。
砂糖の摂りすぎで起こる8つの現象をまとめました
- お腹が空きやすい
- イライラしやすい
- 喉が渇きやすい
- 疲れやすい
- 肌荒れしやすい
- 減量する(糖尿病)
- 集中できない
- 目がかすんでくる
いかがでしたか?砂糖は摂りすぎると体に悪いのに規制されていないですよね。タバコにはがっつり警告文が印刷されているのに。不思議です。