いままでは湿布を貼ったり、温めていれば治っていた腰痛が…
「いままでは温めたら楽になっていたけど、最近腰が重い…」
「先月までは湿布貼ってお風呂に浸かったら痛くなかったんだけど、次の日も痛い」
最近、こういう方がよく来られます。
なぜ温めてもダメになったのか。それを説明していきますね。もし、身に覚えがある人は参考にしてくださいね。
腰痛には段階がある
腰痛には段階があると僕は考えています。4段階ぐらいを書いてみますね
- その時は痛いけど、なにもしなくても次の日には痛くなくなっている腰痛
- その日は腰が痛いけど、お風呂に入れば良くなる腰痛
- 温めても湿布を貼っても常に重い腰痛
- 脚が痺れて夜も寝れないくらいの腰痛
こんな感じですかね。
1・何もしなくても次の日には痛くなくなっている腰痛
筋肉痛も該当します。
もしかしたら「腰痛」と分類できるものでもないのかもしれません。
疲労感とか重いもの持ったから腰が痛いのかな…なんてね。
初めはダメージも少ないので特に気にしたりはしないです。
運動も仕事も翌日には普通にできちゃいます。
これだと整体や痛み止めなんかは必要じゃないですね。
2・腰が痛い日が増えてきたけど、湿布貼ったりお風呂に入ったりすれば大丈夫な腰痛
腰が痛い日が続いてきましたけど、湿布やお風呂でまだ大丈夫な時期です。
ストレッチを始める人もいますね。しゃがんでもそんなにきつくないけど、長時間運転したり、前かがみすると痛くなってきます。
その姿勢を止めれば大丈夫になります。立って歩いていると気にならない。
夜も普通に寝れます。
ですが、予防としてマッサージや整体に行ってもいい状態でもあります。
メンテナンス程度か、と思われる人も多いですが、一度酷くなった人や後々もっと酷くなることを予測できる人はここで動きます。
3・温めても湿布を貼っても重い状態の腰
こうなってくると病院や、整骨院、整体院、治療院探しを始めているかもしれません。
自分で改善できる時期を通り越している時期です。
仕事やプライベートにも影響してきます。
慌てて病院へ行って注射を打って、整骨院で電気を流してマッサージなどで痛みを緩和していきますが、これも検討違いですと次の段階にいってしまいます。
4・脚が痺れて夜も寝れないくらいの腰痛
酷い人だとこんな状態になり、「椎間板ヘルニア」と診断されたり、手術を勧められたりするケースもあります。
痺れが出てくると体がヤバいな!と感じて「一生このままは嫌だ」と手術を選択するひともいらっしゃいます。
しかし、手術をしたからって100%良くなるわけではないです。成功してルンルンの方もいますが、なかには痛みがとれないままの方もいらっしゃいます。
こればかりは受けてみないと分かりません。ヘルニアが腰痛の原因じゃなかった場合は痛みがぶり返したりします。
この流れ、どこかに似てると思いませんか?
そう、歯医者さんです。
歯医者の虫歯も一度なってしまうと大変ですよね。酷くなると抜歯して差し歯やインプラントになっちゃう人も多いワケです。
自分の歯より差し歯やインプラント、入れ歯がいい!なんていう人いますか?
そう考えると酷くならないうちに色々処置しておくことが大切ですよね。
最後に
腰痛は虫歯みたいなもんです。腰痛に限らずですが…。
ストレッチは歯磨きと一緒なんで痛くなってからではあまり効果はないかもしれません。しかも、ストレッチって無数にありますしね。ストレッチしているのに痛い…ってこともあるあるですね。
早め早めに動くことがおすすめです。