職場や通学、通勤時に背筋がピンと真っ直ぐに伸びた姿勢のいい人に目が止まったことはありませんか?
姿勢がいいとそれだけで、キチッとしてそう、凛としている、などポジティブな要素や見た目が沢山ありますが、猫背はネガティブな要素が多いですね。
ポッコリお腹や二の腕が痩せないといった問題も姿勢を改善することで解決するかもしれません。
今回は猫背の治し方をお伝えします。
あなたは猫背?セルフチェック方法
- 壁側に背中をつけて立ちます。
- 頭、背中、おしり、かかとをつけてください。
このとき、「頭orお尻を壁から離して立ったほうが楽」と感じる方は猫背の可能性が高いです。また腰と壁の間の隙間が大きくこぶしを盾に1個分以上入る場合は反り腰の恐れがあります。
猫背の原因は毎日の生活習慣の積み重ね
そもそもどうして猫背になってしまうのか?主な原因は毎日の習慣の積み重ねです。
スマホをのぞき込んだり、デスクワークが多かったり、現代社会では前かがみになる機会が多いです。
良い姿勢というのはお腹や背中の筋肉が使われることで維持できますが、前かがみの状態ではお腹の筋肉”腹筋”や背中の筋肉”背筋”が使えないので衰えていきます。
すると筋力が失われていき猫背の姿勢になるわけです。その状態が長く続いてしまうと、こんな風になってしまうかもしれませんね。
普段の生活習慣を改善して猫背を治す方法
デスクワークやスマホを見続けたりすることで、猫背になりやすいので筋トレやストレッチをしても普段の生活習慣が悪ければ猫背は改善しづらいです。
- デスクワークをするときの座り方
- スマホを見るときの姿勢
- 寝るときの体勢
この3つのポイントが大切です。
ポイント①デスクワークをするときの座り方
一番ダメなパターンが椅子に浅く腰掛け、背もたれに寄りかかる座り方です。ちょっと大げさですけどこんな感じです。
お腹を突き出してしまい、骨盤は後ろに倒れてしまっています。じゃあ胸を張ればいいのか?という訳ではないです。骨盤を真っ直ぐ立てることが大切ですので、動画の座り方を実践し”骨盤を立てる”意識を持ってください。
ポイント②スマホを見るときの姿勢
前かがみにならず、背筋を伸ばした状態で見ましょう。
って言うのはわかるけど、スマホって重いですよね(笑)。そんなに長くスマホを顔の位置まで上げ続けるって大変ですよ。こういうときは肘置きなんかを利用するのもいいですね。
ポイント③寝るときの体勢を気をつける
寝るときの体勢っていうのは断然「仰向け」がいいです。
横向きで丸くなって寝てしまうって人が多いかもしれませんが、仰向けがいいです。だって赤ちゃんって仰向けですよね。仰向けが寝れないっていうのは結構異常です。
腰回りや背中のストレッチをして仰向けで寝れるようになりましょう。もちろん、仰向けで寝て、寝返りで横向いちゃうっていうのはありですよ。うつ伏せは首が捻じれて顔の左右差が出やすくなりますよ。
猫背は下っ腹が出やすい
痩せているのに下っ腹が出て悩んでいませんか?体重や体脂肪はそうでもないのに、お腹だけ出てしまっている状態というのは猫背が原因かもしれません。
ライザップさんのCMでもビフォーの画像はあえて姿勢を悪くしてお腹を突き出していますよね。お腹の筋肉が衰えていくと内臓が下がってしまい下っ腹が出やすい状態になります。やっぱりだらしなく見えちゃいますので、少し骨盤を締める意識が大切です。
姿勢改善まとめ
猫背になってしまう本来の原因は、長時間のデスクワークやスマホ利用にあることが多いため、そのときの姿勢を改善する必要があります。更に、筋トレやストレッチ等のセルフケアで猫背を改善することも可能です。
日常生活のなかで少し猫背にならないように意識するだけでも十分に改善は見込めます。自分でやっても難しいな~、と感じる方は当院で正しい姿勢の作り方を骨格から作りだしますのでお越しください。