「腰痛あるある」だと思うのですが、一般の方でも医学的な知識はないのに、
「こうすると腰の痛みが少し楽になる」
という方法をそれぞれ持っていることがあります。
実際に施術の現場でも「痛くなったらこうやって対処しています」という話をよく聞きます。
そしてその中には、意外と理にかなっているものも少なくありません。
特に多いのが、知らないうちにカウンターストレインの体位を取って痛みを軽減しているケースです。(カウンターストレインって何?ですよね。文字で説明するのは難しいし長いので来院の際にでも聞いてください)
腰が痛いときに、痛くない姿勢を探すのは自然なことです。カウンターストレインの創始者であるローレンス・ジョーンズ博士も、
「痛みがなくなる姿勢を探しているうちに、この手法のヒントを得た」
と言われています。
そう考えると、理屈だけでなく実際に体を動かしながら感覚的に試すことにも大きな意味があるのかもしれません。
私自身の腰痛対策
20代前半のころはラーメン屋でバイトをしていたこともあってか腰痛持ちでした。
当時は体の知識などほとんどありません。
それでも経験的に
開脚ストレッチをすると腰が少し楽になる
ということに気づき、寝る前によく開脚ストレッチをしていました。
筋肉のつながり「ディープ・フロント・ライン」
筋筋膜のつながりを示したものに
「ディープ・フロント・ライン」というものがあります。
ここで注目したいのが
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腸腰筋
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横隔膜
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内転筋群
など、腰痛と関係の深い筋肉同士がつながっているという点です。
腰痛の原因となる筋肉が緊張しているとき、
それと同時に内転筋(太ももの内側)も硬くなっていることが多いのです。
実際に腰痛の人は
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開脚が苦手
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内ももが硬い
というケースがとても多く見られます。
逆に言えば、
内転筋をストレッチして緩めることで、腰痛に関わる筋肉にも影響が出る
という考え方ができます。
今思えば理にかなっていた
現在はこういった筋肉のつながりを利用して、施術のベースにしています。
そう考えると、サラリーマン時代に
理由も分からずやっていた開脚ストレッチは、
結果的に理にかなった方法だったと言えそうです。
もちろん、それだけで腰痛が完全に治るわけではありません。
あくまで体全体の中の一部分に対するアプローチです。
痛い場所だけが原因ではない
腰痛に限ったことではありませんが、
機能障害による体の痛みは
ひとつの原因だけで起きることは少なく、
複数の問題が重なって現れることがほとんどです。
だからこそ、
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痛い場所だけを見るのではなく
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体のつながりを考えていくこと
これが問題解決の大きなヒントになるのだと思います。