寒くなってきて背中のハリを訴える方が増えてきたような気がします。
季節の変わり目は「ギックリ腰」、冬になってくると「背中のハリ」、春ごろには何があるでしょうか?笑
背中のハリと聞いても激しい痛みを伴って肩も動かせないとか、背中も丸められないというわけではなく、
なんとなく苦しく重くダルい、といった表現になります。
実際のところ人によって訴える部位も異なるので、聞いているこちらも
井上洋人
ほうほう、この辺かな?
と勘を働かせて体の動きをチェックするんですが、正確な状況を掴むのが難しいことも多々あります。
結論から言うと、そのあたりが全部悪い、に辿り着きます。
”肩甲骨の内側が張っている”
としても外傷のようにどこかにぶつけたわけでもないので、一か所だけが悪いということは少ないんですよね。とはいえ、やみくもに全部アプローチしても時間が足りなくなってしまいます。
一般的には背骨が硬くなっていることが多いので、多裂筋や脊柱起立筋、そこから肋間筋などの繋がりで横隔膜…と体は繋がっていきますね~。その辺が面白いところですが。
気圧で体調が変化しやすい人も首回りが怪しいところもありますが、実は背中のハリから来ていることもありますね。
背骨が動かないってなると、骨盤を介してハムストリングの硬さも関係しています。
言い出したらキリがなくなるくらい次から次へと要素が出てくるので、
井上洋人
だいたい全部悪いっす
と言うようにしています。