皆さんも経験があると思いますが、インターネット上で調べものをしたり通販サイトで購入すると、同じようなモノの広告が目に入るようになる時代です。
先日、息子がスマホが欲しいと言うので検索をかけてみると、携帯会社の広告がガンガン流れてきています。
その中である格安スマホ会社の広告で「自律神経の測定器のサービスが受けられる」という文言が目に入ってきました。
いったい自律神経の何をどうやって測定するのか分からなかったんで調べてみたら、なんとカメラで測定するらしいんですよ。
神戸大学の論文「日常生活における自律神経機能の計測と評価に関する研究」に辿り着きました。
簡単に言うとヒトが呼吸をするたびにヘモグロビン量が変わり皮膚の色が少しづつ変わっているので、スマホのカメラで指の色を撮影すると交感神経と副交感神経のバランス変化を測定するということです。
ということで論文中で紹介されていた”COCOLOLO”というアプリをダウンロードしてみました。
うーん。これだけで判断は付きにくい気もしますけど、いい結果が出たら「それでいいか」となってしまうのも人間の性。占いみたいなものですかね?
最近、息子がスマートウォッチで「今日は8時間寝れている!」とか「リラックスできている」と言っていますが、データよりも自分の感覚はどうなん?どうしてその結果が出たと思う?と聞いてしまうのは、おのれが古い人間になりつつあるなぁと感じています。