今日のテーマは「こむら返り」です。
夜寝ているときに急襲する「こむら返り」は多くの人が経験したことはあるのでないでしょうか?
一般的にこむら返りが起きる原因はミネラル、カルシウム、マグネシウム不足などがあげられますが、それよりも大きな原因があります。
それは【踵が地面についているかどうか】です。
大体こむら返りが起きるケースって
- 夜寝ているとき
- プールで泳いでいるとき
が多いんですよね。骨盤は大きく分けると3つの方向から圧力を受けています。それは上半身の背骨、左右の股関節です。
骨盤を抑え込むBとCは地面からの圧力で安定をするのですが、踵が地面から浮いているとこの”抗力”がないんですよね。圧力を失った骨盤は自由度が高くなるので歪みやすいです。
その際にふくらはぎが引っ張られてテンションがマックスになると「こむら返り」が発生する。という流れになっています。
ですから、普段から歩行時に踵をつけて大股で歩くと骨盤が歪みにくくなります。
井上洋人
セルフケアでも踵を上げるエクササイズがおすすめです。
”いつも片方の足ばっかりつる”人は骨盤のゆがみや歩き方の左右差が大きいのかもしれないですね。
ちなみに、こむら返りが起こった場合はストレッチが主流ですが、その際に立ち上がって踵を地面にトントンと刺激を与えると回復が早くなります。ただ、筋肉の繊維に傷がついてるケースもあるのでその際は冷やしてくださいね。