めちゃくちゃ寒くなってきましたね。
とはいえ12月なのでこんなものなんでしょうが、11月の前半まで暖かったので急に寒くなった感が強いです。
皆さんは「寒い」のと「暑い」のはどちらが好きですか?簡単に言えば季節の夏か冬か、という話になりますが…。私の聞いたところだと冬派の人が多いみたいです。
理由としては着込めば寒くないから、というもの。
私みたいに夏派の人は少数派みたいです。
ただ、風邪をひくわけにはいかないので、私も少し暖かめの服装に切り替えて用心しています。
気温が下がれば、衣類や暖房で身を守るのはごく自然なことです。
ただ、ひとつ知っておいてほしいことがあります。
私たち恒温動物は、外の気温に関わらず“体温を一定に保つ”ための力を持っているということ。
つまり、適度に寒さに身をさらすことも、体温調節機能を鍛えるうえで大切なのです。
サウナ後に水風呂へ入ると、最初は冷たさで身が縮こまりますよね。
でも30秒ほど経つと、血液が一気に巡りはじめて体がポカポカしてくるはず。
これは身体が「冷たすぎる!」と危険を察知して、血流を促し体温を保とうと働くからです。
逆にいえば、いつも暖房の効いた部屋で、厚着で、快適な環境ばかりにいると…
体温調節の機能が働く“出番”がなくなってしまいます。
身体の機能は、普段から使っていないと衰えるもの。
スポーツ選手が練習をさぼるとパフォーマンスが落ちるのと同じで、
体温調節という当たり前の働きも、使わなければ弱ってしまいます。その結果、身体が冷えやすくなったり、不調が起こりやすくなるのです。
だからこそ大事なのは “バランス”
寒さから身を守ることはもちろん大切。
でもそれと同じくらい、適度に寒さを感じて身体の調整機能を働かせることも大切です。
これからさらに冷える季節。
暖かさに頼るだけでなく、体が本来持っている力を上手に引き出していきましょう。
なんか夏場も同じような話をした気がします笑。
