おはようございます。
私たちは日々の暮らしの中で、誰かに褒めてもらったり、うれしい出来事があったりして「喜ぶ」ことがあります。この「喜び」は、外からの出来事や人の言葉によってもたらされるもの。とても大切で、心を温かくしてくれますよね。
でも、実はもうひとつ大事な「よろこび」があります。それが 「悦ぶ」 という感覚です。
「喜ぶ」と「悦ぶ」のちがい
喜ぶ … 外からの出来事によって感じるうれしさ
悦ぶ … 自分の内側から自然にあふれる、穏やかな満足感
自分でお金を出して何かを食べたり買ったりサービスを受けることが多いですが、たとえば、ストレッチや体操を行って姿勢を整えて呼吸が深くなったとき、「あ、なんだか気持ちいいな」と感じる瞬間。これは誰かに何かをしてもらわなくても、自分の中から生まれる「悦び」です。
「悦び」があると毎日が軽やかに
外からの「喜び」は一瞬の高揚感のようなものですが、内側から湧いてくる「悦び」は長く続き、心も体も安定させてくれます。
ダイエットで減量を頑張っているときも、順調に減ってくると嬉しいしメンタルも晴れやかになってきません?

とおっしゃる気持ちも痛いほど分かりますが、例えば、
食事の質を整える(満足感のある低カロリー食材や、よく噛んで食べる)
適度な運動を取り入れる(食事制限だけに頼らない)
小さなご褒美を設定する(完全に制限せず、楽しみも残す)
といった工夫をすれば、
「食べられないストレス」を減らしつつ「痩せる喜び」を味わえる状態に近づけます。
自分を満たすと、人にもやさしくなれる
「悦びを大切にする」と聞くと、なんだか「自己中心的」と思われがちですが、決してわがままではありません。
むしろ、自分の内側から満たされている人は、他人に必要以上に期待しないので、自然と人にやさしくできるようになります。
さいごに
喜びは外から、悦びは内から生まれる
自分を満たすことは、人との関係もやわらかくしてくれる
身体を整えることは、そのまま心を整えることにつながります。
日常の中で小さな「悦び」を味わう習慣を、ぜひ一緒に見つけていきましょう。