私たちの体を支えている「骨」。
全身には約206個の骨があることをご存じの方も多いと思います。
では、タイトル通り足だけで何個の骨が使われているかは知っていますか?(くるぶしから下の部分です)
正解は、左右の足だけで52個。
実に全身の4分の1以上の骨が、足元に集中しているのです。割合多いですよね~。なぜ、これほど多くの骨が足に必要なのでしょうか。
そこには、人間が二足歩行で立ち、歩き、健やかに生きるための驚くほど緻密な「設計図」が隠されています。

足に多くの骨が必要な理由
もし足の骨が、一枚の大きな板のような構造だったとしたらどうでしょう。私たちはデコボコ道を歩くことも、急に止まることもできません。
足は、小さな骨同士が関節でつながり、複雑に組み合わさることで、
地面の状態に合わせて柔軟に形を変えることができます。
平らなアスファルトを歩くとき
砂利道を歩くとき
階段を上るとき
それぞれで、足に求められる動きはまったく異なります。
52個もの骨が協調して動くことで、私たちは無意識のうちにあらゆる地形に対応し、転倒を防ぎ、スムーズに移動できています。
さらに足の骨は、体重を支えるだけでなく、歩行や走行時の衝撃を吸収し、膝や腰への負担を和らげる役割も担っています。
この精巧な構造があるからこそ、
私たちは二足歩行という不安定な姿勢を保ちながら、自由に動き回ることができています。
関節の柔軟性が、全身の健康を左右する
骨の数が多いということは、それだけ関節も多いということです。
そして、この関節が硬くなると、足の柔軟性は一気に失われてしまいます。
健康の秘訣は、
52個の骨がバラバラに、かつ調和して動くこと。
そのためには、足指をしっかり動かし、
足裏の筋肉や関節を「動かしてあげる」ことが欠かせません。
足元を丁寧にケアすることは、
全身の25%の骨をメンテナンスしているのと同じことなのです。
足の関節が硬くなると、歩き方が不自然になり、その影響は膝・腰・背骨・首へと連鎖していきます。
足元のバランスが崩れることで身体全体のアライメント(配列)が乱れ、慢性的な痛みや疲れやすさにつながってしまうのです。
逆にいえば、
足の関節を柔軟に保つことが、全身の健康維持につながるというケースも少なくないです。
明日から実践できる3つのポイント
足の骨と関節を健やかに保つために、今日から始められる簡単な習慣をご紹介します。
① 足の指を一本ずつ動かす
足の指を一本ずつ手で広げたり、回したりして関節をゆるめてあげましょう。
普段あまり使われない足指の関節に刺激を入れることで、柔軟性が保たれ、足本来の機能が目覚めてきます。
② 靴のサイズを見直す
靴の中で足指が窮屈になっていませんか?
足指が自由に動けない環境では、52個の骨は十分に機能できません。
適切なサイズの靴を選ぶことは、足の健康を守る基本です。
③ 毎日1分の足裏マッサージ
毎日たった1分で構いません。
足裏をやさしくマッサージしてあげましょう。血行が促進され、疲労回復だけでなく、骨や関節の動きもスムーズになります。
足元を大切にすることが、未来の健康をつくる
全身の4分の1もの骨が集中している足。その複雑で精巧な構造を理解し、日々ケアすることで、
私たちはいつまでも自分の足で元気に歩き続けることができます。
普段は意識することの少ない足元ですが、実は全身の健康を支える“土台”です。
足元から始める健康習慣。
今日から、少しだけ意識してみませんか?
