最近、よく話題になる「推し活」という言葉。
元々はアイドルブーム(AKBなど)で”推しメン”という言葉が生まれたのがきっかけらしいです。始まりはオタク界隈での言葉でしたが、今ではかなり一般的に普及してアイドルはもちろん、インフルエンサーや漫画やアニメのキャラクターなどにも「推し」がいるみたいです。
「好き」と何が違うのか?と色んな”推し活人”に聞いてみましたが、「好き」はあくまで自分が主体で見返りを求めたり、近くにいたりするもので、「推し」は存在自体が幸せなので見返りは求めず遠くから見守る…。的な感じの返答が多かったです。
そして、その手の話になったら必ず聞かれるのが、
「推してる人(キャラ)いる??」

なんですよね。強いていうならスターウォーズと新日本プロレスなんですが、「推し活か?」と問われると、そんなに一生懸命でもないしな…と思っているわけです。
最近では「呪術廻戦」(じゅじゅつかいせん)というアニメの話(今年の1月から続きが始まった)になった途端に「推しは誰ですか?」と聞かれました。
推し活をしている人にとっては普通かもしれませんが、そんなに「推し」を連打してこなくてもいいじゃないですか?アニメで推しは?、アイドルで推しは?、インフルエンサーで推しは?推し、推し、推し、推しと…あなたは突き押しが得意だった千代大海ですか?と問いたい。

は?
ですよね。僕も文章を書いていて「は?」って思っています。気が合いますね。
もう推しが誰とかどうでもいいんですよ。みんな見える景色も違うし感じ方も違うから各々好みがあっていいじゃないですか。
ちなみに僕が「呪術廻戦」で好きなキャラは「三輪霞」(みわかすみ)です。理由は前髪が斜めでファンキーだから。知らない人に説明すると、作品自体では多少出てきますが特に強いわけでもないのであんまり活躍しないキャラクターです。

「三輪ちゃんが好き」
「いや、井上さん40歳超えてますよね?三輪ちゃん女子高生ですよ。ちょっとキモイです」
ねぇ、泣いていいですか…?
だって千代大海ばりに”推し”を連呼してくるじゃん?誰か言わないと終わらいと思ったから何とかひねり出して「三輪ちゃんかな?前髪が斜めで可愛いから、特に強いってわけじゃないんだけど好きかな…」と言ったら「可愛い…」ぐらいで
「見た目で選んでいるんですか?中身が大切でしょ??」
えぇ…見た目で選んでダメなんですか…?最近ではビジュがいいじゃん、なんて言葉も聞きますけど、中年のおっさんはダメなんですか…?みんな最初は顔がタイプ…でいいじゃないですか…。しかも同級生のメカ丸が死んだときには泣いてましたよ。性格も良さそうじゃないですか?
ただね、僕も打たれ強さには定評がありますし、結婚生活14年で培われた【これ以上怒られるのが嫌だから、なんとなく相手の言うことを聞く】スキルを身につけていますからね。「特に推しているキャラっていなくて、呪術廻戦そのものが好きかな~」って、淹れたての緑茶を泡だて器で混ぜるかごとく濁した返答をすると、
「ちゃんと見てます?推しがいないっておかしいですよ。でも本当にいないとしたら寂しいですね」
もう呪い殺してください。可愛いだけで選んだら「人を見た目で判断する嫌な奴」認定され、推しがいないと答えると「ちゃんと見ていない認定&同情」される始末。僕が何をしたっていうんだ…。
どう答えたらいいんですか?パンダが好き!って言っておけばいいですか?そしたら何となく誤魔化せますかね?もう推しなんていいです…聞いてこないでください。
誰か僕に「シン・陰流 簡易領域」教えてください。誰も入ってこれないところでひっそりと生きていきます…。