近年、日本のスポーツ界が変わってきました。
サッカーやラグビーはW杯で勝っていますし、メジャーリーガーも毎年のように生まれています。
様々なスポーツで日本人が躍進しているのは指導法が変わってきたからだそうです。
まあ、むかしはむかしの良さもあり悪さもあるんでしょう、何が大きく変わったのかといえばスポーツ医科学に基づいた指導がいきわたったからではないでしょうか?
体を作るのに食事は重要ですが、とりあえずたくさん食べておけとかいうのではなく、専門家の指導のもと個々に必要な食事をとるとか、競技特性にあった食事とか単純に栄養学の専門家というのではなく、スポーツの知識も兼ね備えた専門家がついているそうです。
これは高校野球の強豪校は当たり前のように取り入れているみたいです。
中途半端な知識ではなくスポーツ医学に基づく栄養学があり、それに特化した人の存在がひ弱な日本人の身体を変えてしまったのは大きいと思います。
精神論もむかしとは全く違います。
スポーツの本質は楽しむことにあります。間違えても精神修養のための苦行ではありません。少年野球の現場でも野次は禁止になっています。
最近の精神論は楽しいから練習するという、次元の高いものであり苦しいけれど嫌々やらされるものとは結果もおのずと変わってきます。
技術面でも反復継続して体で覚えることは今の時代でも必要ですが、
マイナス面を可能な限り排除し量だけに頼らない練習、そしてテーパリングという概念も生まれ「いっぱい練習したから」という信仰心も薄れてきました。時間を長くやればいい、という時代は終わったんですね…。
要するに「心・技・体」の内容が変わってきたということ、
「心・技・体」が古いのではなく
古い「心・技・体」では勝てない時代になってしまったということのようです。
アスリートのみならず、仕事でも常にアップデートしないと現代は生き残れないですね。