最近、気温がグッと下がってきて、
「朝起きるのがつらい…」という声をよく耳にします。
でも、実は“寒さ”だけが原因ではないのです。
■ 冬は睡眠時間が自然と長くなる季節
最近の研究では、冬は夏より睡眠時間が長くなる傾向があると言われています。
その理由のひとつが 「日照時間の短さ」。
冬は日の出が遅いため、自然界の多くの生物は“明るくなったら起きる”という習性に合わせると、冬に起きづらくなるのはとても理にかなっています。
つまり、
夏と同じ時間に寝る
でも冬は起床合図となる“光”が少ない
→ 脳が満足する睡眠時間を確保できず、スッキリ起きられない
という流れが生まれるわけです。
■ 就寝は“夏より1時間早く”が理想
とはいえ、仕事や家事で夜更かしが続く方も多いはず。
できれば 普段より1時間早めの就寝 を意識してみてください。
それが難しい場合は、次の方法がとても有効です。
■ 就寝前の「体温コントロール」で自然な眠気をつくる
人は 深部体温が下がり始めたとき に眠気が強くなります。
そこでオススメなのが、
✔ 就寝1〜2時間前に40℃程度のお風呂に入る
いったん深部体温が上がり、
そのあと下がり始めるタイミングで床に入ることで、
スッと自然な眠気が訪れます。
さらに、
✔ 入浴後は間接照明で過ごす
✔ 呼吸に合わせた軽いストレッチ
→ 脳と身体に「そろそろ寝るよ」と優しく知らせてあげることができます。
■ 起床時は“光”でスイッチを入れる
朝、外がまだ暗いときは 部屋の電気をしっかりつけて明るくする のがポイント。
光が脳への合図となり、自然と目覚めやすくなります。
色々あるのでお試しくださいね。
