縦横無尽に動く足首ですが、
この辺の関節の動きを説明し出すとキリがないので今日は「伸展」(しんてん)と「屈曲」(くっきょく)のお話。
つま先を上げる行為を伸展(背屈)といい、足首をぴーんと伸ばす行為を屈曲(底屈)と言います。
ただ、屈曲の定義として「常に肢節と体幹が近づく運動」らしいので、なんだか逆の感じもするんですが、”そういうもの”として教えられているので従うしかありません。
足首の動きは非常に複雑で難しいのですが、エーパシに来られている方の伸展と屈曲のチェックはしています。ときどき上の図の可動域を遥かに下回る「動かない足関節」をお持ちの方がいらっしゃいます。
ただ、そういう方は足関節の悩みではなく、他の悩みでお越しになっていることがほとんどで、足関節の可動域が減少していることに気づいていないことが多いです。(または硬いよね~ぐらいの認識)
特に「伸展」(アキレス腱を伸ばす方の動き)の動きが苦手な人がほとんどですね。
簡単にチェックする方法としては「ヤンキー座り」ができるかどうかがオススメです。
この際に両方の踵が地面に接地していればいいんですが、踵が浮かないとしゃがめないとかであれば体に不具合が起きやすくなるでしょう。
普段、アスファルトの補正されている道を歩いていると可動域が減少してもさほど困ることもないことが気づかない原因かもしれません。
次のブログでは足首を柔らかくする体操をご紹介します!お楽しみに!