おはようございます。
昨日の記事では「立ち仕事の人に腰痛が多い理由」として立ちっぱなしの人がどうして腰が痛くなるのかを説明しました。
そうですね、タクシーやトラックのドライバーさんや1日中パソコンに向かってのデスクワークの人も腰痛で悩んでいることも多いでしょう。
この図は色んな姿勢での腰への負担を表したものです。
普通の立位を体重の100%とすると座っているときはなんと140%~185%まで跳ね上がります。
立っているより座っている方が腰が楽そうですが、実は上半身の負荷を股関節、膝関節、足関節で支えることができないため腰椎の負担が増えるわけです。
座っていると徐々に姿勢が崩れてきますが、前かがみになれば腰への負担が増えてきてしまいます。
立ち仕事、座り仕事のどちらにも共通して言えることは長時間の同一姿勢で血行不良が引き起こされて疲労が回復しにくくなるという点です。
仕事中に運動はなかなかできないでしょうが、せめて終わってから体操やストレッチで拘縮を起こした筋肉を引き延ばしてお休みになれば少しはマシになるでしょう。
急に痛くなるというよりかは「ちりも積もれば山となる」という感じで疲労が溜まってきたときに筋力が徐々に低下して支えられなくなったときに痛みが出てくるというのが自然です。
2~3年前は1回で治りましたけど…という人もいますが、その時からの筋力低下を考えると難しいときもあるわけですが、なかなか説明しても分かってもらえないことも多いです笑。
疲労も”チリツモ”ですから体操やストレッチも”チリツモ”ですから日々の積み重ねはどちらも同じです。