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疼痛と圧痛

普段の生活で「疼痛」(とうつう)という言葉を使うことってあまりありませんが、「疼痛」とは体に感じる痛みのことです。

痛みには侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛の二種類があります。侵害受容性疼痛は何かにぶつかって怪我をした痛みや火傷の痛みなど、身体の組織に損傷が起きた際に出る痛みのことです。これは基本的に手技療法の範囲外です。

神経障害性疼痛は帯状疱疹や坐骨神経痛、糖尿病などによる神経痛です。

当然、帯状疱疹や糖尿病による神経痛は手技療法の範囲外です。ですから、痛みがあってもその辺を見極めないといけないので、「なんか違うな…」と思ったら病院の受診を勧めたりします。

この世界独特なのが、「圧痛」という言葉。これは結構大事で、何もしなければ痛みは感じないけど、外部から押されたり触られたりすると痛みが出ることを「圧痛」と呼んでいます。身体の動きをみたり、触ったり、話を聞いたりして圧痛のポイントを探すのが手技療法の仕事では必要です。

ウルトラマントリガーです。最近は武器を持つんですね…。

最近では「トリガーポイント」という言葉もチラホラ聞くようになりまして、こちらは筋肉が凝り固まった部分になります。

身体を触ったときに「痛ッ!」ってなる際に「ここってツボですか?」と尋ねられることもあります。鍼灸に関してはほとんど知識がないんですが、※経穴(けいけつ)も圧痛点やトリガーポイントのひとつなのかもしれません。

エーパシでも腰痛だろうが、肩こりだろうが、頭痛だろうが全身を触ろうとするのも圧痛点やトリガーポイントを見つけだし、そこから原因や経過、あるいは状態を推測することが目的となっています。

と、いうスタイルがクライアントさんに伝わっていないと「何してるんだろ」と思われがちなので、初めての方には伝えることに気を遣っています。

  • この記事を書いた人

井上洋人

福岡県久留米市で唯一の”腰痛、坐骨神経痛、頭痛、姿勢改善”専門院エーパシの井上洋人 痛みの根本原因を探し出し結果をだす整体師

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