こんにちは。
運動不足や老化は腰痛をはじめ、様々な症状の原因となることも多いです。
骨格がズレてくる、歪んでくるというのも周辺の筋肉が硬くなることで可動域を失っていくことが原因です。骨はそもそも自力で動かず筋肉が引っ張ったり伸びたりして動いていますから…。
ここで問題なのは運動不足や筋肉の拘縮によって関節の可動域が失われることです。関節可動域の減少、簡単に言えば「身体が硬くなる」ですね。
腰痛を引き起こす筋肉は「大腰筋」「殿筋群」「ハムストリング」などなど色んな筋肉が腰椎や仙腸関節、股関節の動きを阻害することから起きますが、あんまりマニアックになっても…ということで割愛します。
ですから、普段から股関節のストレッチを行っていると腰痛は予防できるんですが…。
身体を後ろに反らす「マッケンジー体操」というストレッチもあるんですが、これも危険を伴うのでやり過ぎて痛みがひどくなったりするケースもあります。
とは言え、なんとかしたいという人におすすめなのが、開脚のストレッチです。これが一番リスクが少ない気がします。無理せず片足づつ行うのがおすすめです。
こんな感じ。
開脚は主に内転筋を伸ばすストレッチですが内転筋と大腰筋は体幹を安定させる働きもありますので、大腰筋が硬くなって腰痛が出た場合には、連鎖的に内転筋も硬くなっていることが多いです。
さらに内転筋と大腰筋は筋膜の上でも連続性がありますので内転筋が緩まれば大腰筋も緩むという関係にあります。
みんながみんなというわけにはいきませんがけっこうこの方法を習慣化することでよくなる方も多いと思いますよ。
少しやったからといって「治らない!」という人もいますけどね笑。1食抜いたからと言って痩せないように、身体の変化には継続性が大切なので気長にコツコツ続けていきましょう。