肩こり

五十肩の体操

最近、仕事はもちろんですが、プライベートでも友人、知人から腕が上がらず相談を受けることが多いです。

治療家あるあるなのか、年齢も年齢なので多くなっているのか…。

本当に五十肩なのか、ただの肩こりなのかは実際に動きを見てみないとわからないこともありますしね。病院で肩が上がりにくいって相談しただけで「あ、五十肩ですね」なんて言われて信じる人もいますし。

五十肩は1~2年で発症するようなものではなく、10年以上の老化・運動不足を積み重ねた結晶みたいなものですから、1度や2度の施術したり体操したぐらいでは無理でしょう、と思っているのですが、人は夢を見ちゃいますよね笑。

五十肩は肩甲骨を動かそう

本題ですが、五十肩は肩甲骨が肋骨に癒着していることが多いことで症状が出ていることがほとんどです。

普段の生活で肩甲骨を上手に使えることなんて皆無な気がします。ショルダープレスのように頭上まで手を上げるような動きがあれば別ですが、そんな動作はめったにないですよね。

そうして動きがなくなってきた肩甲骨が肋骨に癒着して動かなくなり、その代償を肩や肘が担うことになるのです。

井上洋人
(肩甲骨だけ動かしていればいいという問題でもないのですが、あれもこれもと話していると長くなっていくので…)

※効果がある人ない人、痛くてできない人もいると思いますが、肩甲骨を動かす体操はいくらか楽になるのでお試しください

イメージとしては空手の正拳突きを両手同時に行う感じです。

まず、直立して拳を脇の下まで引いていきます。その時に、肩甲骨を意識して肩甲骨で背骨を挟むようなイメージです。(腰がそらないように注意してね)

そのまま、両手を回内(内側に回す)しながら正面に突き出していきます。

これを数回繰り返します。痛みがひどくなりそうなら、肩甲骨の体操以前の問題ですから無理はしないで欲しいですし、頑張って動かして翌日痛くなる可能性もあるのが五十肩。

痛いときは気になるけど、喉元すぎれば熱さを忘れることもあるのが人間ですから、身体に向き合う良い期間だね、とポジティブに向き合って欲しいモノです。

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井上洋人

福岡県久留米市で唯一の”腰痛、坐骨神経痛、頭痛、姿勢改善”専門院エーパシの井上洋人 痛みの根本原因を探し出し結果をだす整体師

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