エーパシの井上です。
2024年も明けて様々な災害や事故がありましたが、皆様お元気でしょうか?もしかするとエーパシのお客様の中にも大変な思いをされた方もいるかもしれません。
あまり無邪気にはしゃぐのは控えますが、自粛するのもなんだかな…という気持ちです。とにかく少しでも復興の兆しが見えてくることを期待します。
さぁ、今年こそは運動をしよう!ジムに通って筋肉を増やそう!なんて決意を固める人も増えているんじゃないかと信じていますが、筋肉が付きやすい、付きにくいには遺伝子で大きく関係しているのをご存じですか?
筋肉が付きやすい人
1.速筋繊維が多い
筋線維は大きく、瞬発力タイプの速筋線維と、持久力タイプの遅筋線維の2つのタイプに分けられます。このうち速筋線維はさらにタイプ2aとタイプ2bの2種類に分けられ、タイプ2aは中間的な性質を持つオールラウンダータイプ。
これらの中で鍛えることで大きくなりやすいのは速筋線維です!速筋線維と遅筋線維との割合は遺伝によって決まるため、同じトレーニングをしていても、遅筋線維の割合が多い人より速筋繊維の割合が多い人の方が筋肉がつきやすいということになります。
2.筋繊維の数が多い筋繊維とは文字通り筋肉を構成する繊維です。
筋トレをすることでこの繊維が傷つき、修復して繊維が太くなる。これが筋肉が太くなるメカニズムです。つまり筋線維の数が多ければそれだけ筋肉量も増えやすいということです。
じゃあ、遺伝によって付きやすい人は決まっているんじゃないか!と諦めるのはまだ早いです。筋繊維を増やすためには同じ運動を継続して行うことが大切です。
3. 「ミオスタチン」「IGF-1」「男性ホルモン」のバランスが良い人
- ミオスタチン=筋肉の成長を阻害する!
- IGF-1=細胞を増殖させる!
- テストステロン=筋肉がつきやすくする。
つまり、ミオスタチンが少なく、IGF-1が多いほど筋肉は発達しやすい ということ。また、テストステロンレベルの高い人は、薬指が人差し指に比べて長い傾向があることがわかっています。
これらが筋肉がつきやすい体質です。実際当てはまる人というのは極々一部であり、アスリートの方がトップを狙うために考える 程度の違いですので我々一般人はそこまで意識しなくても良いと思います。
アスリートでない私たちは、毎日規則正しい生活をし、PFCが整った食事をし、定期的な運動習慣を継続させる。結局これが筋肉を着ける1番の近道です。
ちなみに筋肉が付きやすいピークは高校生から20代の年齢で、個人差はありますが、30代~40代になってくると何もしないと毎年2%ずつ減少してきて歳を重ねるたびに加速していきます。
何もしないと昔より疲れやすくなるのは至極当然とも言えるわけですね。