野球選手やバレーボール選手を見ていると、男女問わず皆さん大きなお尻をしています。
その正体は”大殿筋”
お尻の筋肉は、大殿筋、中殿筋、小殿筋とありますが、文字通り一番大きい筋肉が大殿筋です。
主に股関節の伸展が作用であり、走るときやジャンプするときに地面を蹴り、前や上に進むための推進力となります。ですからスポーツ選手のお尻は丸く大きくなりやすいです。
お尻を鍛えるにはスクワットがいい、というのはしゃがんだ状態から立ち上がる際に股関節の安定を生み出すのが大殿筋なのです。ですから、スクワットしていても太ももの前側しか疲れない!という方はフォームが間違っているのでご注意くださいね。
さらに、大殿筋はアナトミートレインのファンクショナルラインで反対側の広背筋と連鎖するといわれています。
だからたまに五十肩みたいな感じで腕が上がらず広背筋に緊張が認められるケースで反対側の大殿筋も連鎖的に緊張していることもあります。
これから寒くなってきて肩が丸まることも多いと思いますが、上がりにくいな?と感じたら反対側のお尻が原因のこともあるのでストレッチの際に注意してみてね。