こんにちは。
前回に引き続き、今回も肩こりに関係する筋肉”菱形筋”のお話。
読んで字のごとく、ひし形の筋肉で”小菱形筋”と”大菱形筋”の二つがあります。
首の付け根の骨(6番)から胸椎の4番から伸びてきて肩甲骨の内側にくっついています。
僧帽筋という大きな筋肉の内側にあるのですが、肩甲骨の内側が辛い…という人は大抵の場合、この菱形筋が凝り固まっている状態です。
肩甲骨が埋まって剝がれない!
なんて言われることもありますが、そんなときはこの菱形筋が凝っていると考えていいでしょう。
肩が凝る姿勢というのは両手を前に伸ばして、肩甲骨が背骨から外に離れるような動きなので、菱形筋が引っ張られている状態です。長時間続くと血行不良が起きて肩甲骨の内側にだるさや痛みが生じます。
猫背のパターンがこれなんです。
対処法としては菱形筋や僧帽筋を鍛えることが推奨されます。(ようするに肩甲骨動かして運動せえよってこと)
しかし、この菱形筋と引っ張り合いの関係の筋肉があります。それが前鋸筋です。
前鋸筋が硬いままだと、いくら菱形筋を動かしても姿勢改善は難しいのです。次回は前鋸筋のお話です笑。