40~50代のゴルフをやっている人で、スイングが原因の「ゴルフ肘」になったことがある人もいると思います。特にダフリや、手打ちのスイングが多い人は注意が必要です。
ですが実は――
ゴルフを全くしない人でも「ゴルフ肘」になることがあります。
「え?ゴルフしてないのに?」と思われるかもしれませんが、これは意外と多い症状なんです。ちなみにテニスをしていないのに「テニス肘」になったりすることもあります…。
ゴルフ肘は、正式には肘の内側の筋肉や腱に炎症が起こる状態のこと。つまり、ゴルフそのものが原因というより、「手首や指を使い過ぎる生活」によって起こるケースが非常に多いのです。
例えば…
- 重い荷物を持つ
- 長時間のパソコン作業
- スマホ操作
- 家事や育児
- 雑巾を絞る
- 工具や包丁をよく使う
こういった動作でも、肘の内側には繰り返し負担がかかっています。
さらに40~50代になると、筋力や回復力が少しずつ低下してくるため、以前なら問題なかった負荷でも炎症を起こしやすくなります。
初期症状では、
「肘の内側がジワっと痛い」
「熱っぽい」
「押すと違和感がある」
程度のことが多いのですが、
進行すると、
- タオルを絞る
- ドアノブを回す
- 物を持つ
- ペットボトルを開ける
こういった日常動作でも痛みが出るようになります。
さらに悪化すると、安静にしていてもズキズキ痛むことがあります。
セルフチェックとしては、
「手のひらを上に向けた状態で、肘の内側を押して痛いか」
を確認してみてください。
痛みが強い場合はゴルフ肘の可能性があります。違和感がある場合は、まず無理をしないこと。痛みを我慢して使い続けると長引きやすくなります。そして、痛みが強くなければ前腕のストレッチもおすすめです。
前腕ストレッチ
① 腕を前にまっすぐ伸ばします
② 手のひらを上に向けます
③ 反対の手で指先を持ち、手首を反らせるように引っ張ります
さらに、
④ 手のひらを下に向け
⑤ 今度は手首を曲げるように引っ張りましょう
この時、前腕がじんわり伸びる程度でOKです。
無理に伸ばし過ぎるとかえって炎症を悪化させることがあるので、「気持ちいい範囲」で行うのがポイントです。
「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、数か月単位で長引くこともあります。肘の違和感は、早めのケアが大切ですよ。

