よく頂く質問ですが、「普段、何に気をつけたらいいですか?」というもの。
日常生活で気をつけることは個人で違うので一概には言えないのですが、私がよくチェックしているのが「歩き方」です。
だいたい腰痛の方は、歩幅が狭いのが普通です。
中には頭を左右に振りながら歩かれる方もいらっしゃいますが、実はその2~3歩ほどの動きだけでも、かなりの情報が読み取れます。
私よりもさらに経験を積んだ先生方になると、もっと細かいところまで分析されるようですが、歩き方を見るだけでも「どこに問題がありそうか」は、ある程度つかめるものです。
意外なことに、ご本人から「どこが痛いか」は聞き出せても、ご自身の身体の状態をきちんと把握されている方はほとんどいません。
だからこそ、こちらでチェックできるところはしっかり確認しておかないと、見逃してしまうことも多くなります。
歩幅の広さは初歩的なポイントではありますが、とても重要です。
筋力が低下すると、身体を支えるだけでも大変になります。
当然、大きな動作はできませんから、無意識のうちに歩幅を狭くして、不安定な状態でもなんとか頑張って歩こうとするのです。
歩き方には、その人の身体の状態がそのまま表れます。
歩いて痛みがない状態なら「無理のない範囲でいいので歩幅を少しでも広げられるといいですね」と伝えることが多いです。
