ダイエットをしている、していないに関わらず「体型維持」には興味がある方が多いと思います。
まぁ、ぶっちゃけ一生食事制限するなんて不可能ですしね。ただ、そうはいっても食べ過ぎて太り過ぎるのも避けたいですよね。そんなときに「ちょっと小腹が空いたから~」という甘い誘惑でついついやってしまいがちなのが”間食”です。
今日の記事で”間食””つまみ食い”がなるべく減るようになるヒントになれば嬉しいです。
食欲・空腹感は胃の中の食べ物の量で決まるわけではない
このような経験はありませんか?
- 朝ご飯食べたのにお昼前にはお腹が空いてしまう
- 夕ご飯食べたのに、3時間後の深夜にまた食べたくなっちゃう
- 15時の間食をしないと動けない
基本的にお腹が「ぐぅ~」と音が鳴っているときが”体の中に食べ物が無くて栄養を探して腸が動いている状態”です。この時は素直に食べた方がいいです。
ただ、今回は「ちょっと小腹が…?」っていう時に知っておくと、間食、つまみ食いが防げるヒントになっています。
視覚・聴覚・嗅覚でお腹が空く
まず、空腹感や食欲は脳が支配しています。ですから、
- 深夜のテレビ番組で流れる料理の紹介
- SNSで流れてくる美味しそうなスイーツや料理
- 帰り道にある焼き鳥屋やラーメン屋からのにおい
これでお腹が空くことは多々ありますね。ですから、まずはこの情報をシャットダウンしなければなりません。仕事帰りにコンビニに寄ってしまい新作スイーツを買っちゃう…なんてこともあるので、コンビニの前も通らないようにするのもコツです。
小腹が空いたは血糖値が下がったサイン
「満腹中枢」「摂食中枢」という言葉は聞いたことがありますか?
文字通りの言葉なんですが、満腹中枢はご飯を食べて物量的に胃がパンパンになった時と、血糖値が上がった時です。血糖値が上がると脂肪細胞からレプチンという伝達物質が放出され、脳の満腹中枢を刺激します、
血糖値が上がり、脳の満腹中枢を刺激し始めるまでには時間がかかります。だから早食いは太りやすいと言われるんです。気づくのが遅れてしまいやすいので。
摂食中枢は胃の中が空っぽになるか、遊離脂肪酸により刺激されます。
脂肪遊離酸とは脂肪が分解された時に生じる物質です。体を動かしたり、考えごとをしてエネルギーが使われると血糖値が下がってきます。
その時、人の体は脂肪をエネルギー源として使用します。
ということで、簡単に説明すると「小腹が空いた=脂肪を燃やし始めたときに起こる感情」です。
これってチャンスだと思いません?
でも、こんなときにチョコレートをパクっと食べてしまったら…、血糖値がポンって上がり、脂肪分解がストップしてしまいます。
もったいないですよね…。ですから、
小腹が空いた時に20分だけ我慢してみませんか?なぜ20分かと言うと、血糖値が下がり、脂肪がエネルギーとして使われ始めるには20分ほどの時間がかかると言われています。(諸説あり)
※朝昼晩のご飯は我慢しなくていいですからね
あくまで間食や夜食のケースですから。あ、脂肪が分解されているんだ…、と心の中で3回唱えてみましょう。