エーパシです。
重いものを抱えているわけでもなく、子どもを抱っこしているわけでもないのに腰が痛くなる人がいます。立ち仕事の人だとそういう人も多いのかも。
ショップの店員さんだったり、アパレル系の店員さんだとヒールを履かなきゃいけなくてキツイ方もいるかもしれませんね。
ヒールで痛くなるならまだしも、普通のスニーカーでも腰が痛くなる人もいます。これは女性に限らず男性もそうかもしれません。
このような人たちは上半身の姿勢が崩れている可能性がありますので、正しい立ち方や腰痛予防のストレッチを毎日の習慣にしてあげると腰痛予防に効果があるので書いていきますね。
なぜ?立っているだけで腰が痛くなるの?
人を横から見ると、背骨は緩やかなS字のカーブを描いています。
このカーブのおかげで頭と上半身の重さが分散されて、腰に負担がかからないようになっています。
しかし、このカーブが崩れるとどうなるか?
左の図のように腰が反り過ぎていたり、右のように猫背で背中から丸くなって顔が前に出るような姿勢になったりすると頭や上半身の重さを腰の筋肉だけで支えようとするので、腰が痛くなってきます。
年配の女性では、体重の急な増加や運動不足で太ももの筋肉が不足していたりすると、良い姿勢を保つことができずに慢性腰痛や膝痛を引き起こすこともあるので注意が必要です。
腰に負担がかからない理想的な立ち方とは?
上半身を良い姿勢に保てば腰に負担はかかりにくいんですが、そうは言ってもいい姿勢なんて30秒も保てないよ!となる人も多いですよね。
立つときのコツは、お尻の穴を締める感じと、おへそを1cm凹ませられる状態が理想です。
このとき、重心が足のうちくるぶしの真下にあるような感じがいいですね。
コツは踵同士をつけて、親指はこぶし一個分離す「逆八の字」みたいな感じが理想です。お尻に力が入る感じだと骨盤が締まるので腰や背骨も安定しやすいですから、無理に胸を張るのではなく「お尻を締める」「お腹に力が入る」の2点を意識してくださいね。
腸腰筋を伸ばすストレッチ
腸腰筋や大腰筋を伸ばすケアをしてあげることが、立った時の腰痛対策には効果的です。
こんな感じで前側の筋肉を伸ばすことが大切です。もう少し胸が張れるといいですね。
動画だとこんな感じです。もちろん立ったままでもできますのでやってみてくださいね。ストレッチの基本は深呼吸ですからね。たまに力が入りすぎて息止める人がいるんですけど死んじゃいますよ(笑)
筋肉をリラックスさせるためにするので、「あ、伸びているな~」ぐらいでちょうどいいですよ。
姿勢改善に筋トレは意味があるのか?
よく、病院や整骨院で「腰痛は筋肉不足」と言われて筋トレをする方がいますが、残念ながら効果はありません。もし、それで治った!と言う人がいたら、それは「慢性腰痛」ではなく、ただ単に「運動不足だった」ということです。
こちらで詳しく書いているので参考にしてくださいね。
まとめ
立っていて腰が痛いのは姿勢の崩れ、つまり背骨の歪みが原因です。
筋トレよりもストレッチの方が効果的。
それでも治らないならご予約お待ちしております。完全予約制なので電話してね。