仕事や家事、育児…日々のストレスでお腹の調子が悪くなること、ありませんか?
実はこれ、気のせいではなく“自律神経”が関係しています。
📍 ストレスで胃腸が止まることも
2009年の国際医療福祉大学の研究では、
ストレスを感じると脳がそれを「危険」と判断し、自律神経やホルモンを通して全身に影響を与えることが分かっています。
その結果、交感神経(=緊張のスイッチ)が入りっぱなしになり、
胃腸の動きが弱くなり、消化不良を引き起こすことも。
「ストレスで胃が重い…」「食欲が湧かない…」
そんな状態は、体ががんばりすぎているサインなんですね。
逆にストレスで食べ過ぎてしまうパターンもありますが、それはまた別のお話で笑。
🍀 深呼吸でリラックス神経をONに
同じ研究では、深呼吸がストレスを和らげることも報告されています。
ポイントはひとつ。
吸う時間より、吐く時間を長くすること。
これを行うと、リラックスの神経=副交感神経が高まり、
ストレスホルモンが落ち着き、身体がふわっと緩みます。
唾液に含まれるストレス指標(唾液アミラーゼ)も下がることが確認されているんですよ。
🌼 3回でもOK。おすすめの呼吸法
やり方はとても簡単です。
鼻から4秒かけて吸う
口または鼻から8秒かけてゆっくり吐く
(※お腹がふくらむ“腹式呼吸”だとより効果的です)
まずは3回。吐く方が長いことがポイントです。
ストレスでお腹がつらいときは、◯◯胃散より深呼吸の方が効くかも…?
とはいえ、ストレスが続くと、呼吸だけでは整いきらないこともあります。
「気がつくと息が浅い…」
「寝てもスッキリしない…」
そんな時は、体から整えてあげると心も呼吸も楽になります。
寒くなってきて体の不調が増える時期になりました。ご予約はお早めに。
