普段、身体を触らせていただいて感じるのは、腰痛などの痛みが出やすい方の多くが運動不足が多いということです。ただ、そのことをお伝えすると、

という答えが返ってくることがあります。一生懸命に働いているからこそ「運動している」と思われるのは自然なことです。接客業や病院勤務などで歩きっぱなし、という方も少なくありません。
労働と運動は似て非なるもの
確かに「労働」も「運動」も身体を動かすという点では共通しています。
ですが大きな違いは 動作パターンの偏り です。
労働 → 特定の動きを繰り返すことが多い
運動 → さまざまな部位をバランスよく使うことができる
つまり、仕事で身体を動かしていても 限られた部位だけに負担が集中 し、全体のバランスを崩してしまうことがあるのです。
質のいい運動・質の悪い運動
よく「質のいい運動」「質の悪い運動」というのは聞いたことがあると思います。簡単に説明すると
質の悪い運動:同じ動きを繰り返し、負担が偏るもの
質のいい運動:普段使わない部分を大きく動かし、バランスを整えるもの
たとえば、スポーツ選手が同じ動作を続けるとケガをしやすいのは有名な話ですし、職人さんが職業病に悩まされるのも同じ理由です。
運動が疲労回復につながる
「労働で疲れているのに、さらに運動なんて…」と思う方も多いかもしれません。実際に勧めてもリアクションが良くないことが多いです笑。ですが実は、労働の疲れと運動の疲れは別物です。
軽度の運動を加えることで血流が改善され、結果的に 疲労回復を促進する ことが分かっています。
ものは試しでやってみると案外楽しいですよ。
まとめ
✅ 労働は運動と似ているが、動作パターンが偏りやすい
✅ 偏りは腰痛や肩こりの原因になる
✅ 普段しない動きを取り入れることでバランスが整う
✅ 軽い運動はむしろ疲労回復につながる
つまり「働いている=運動している」ではありません。労働で偏った身体をリセットするために、ぜひ 質のいい運動 を取り入れてみてください。