人は1日に約2万回以上も呼吸をしています。
ですが現代では、デスクワークやスマホ操作によって
頭が前に出た姿勢(ストレートネック)になりやすく、
呼吸が浅くなっている方がとても多いです。
試しに、背中を丸めたまま鼻からゆっくり息を吸ってみてください。
…5秒、吸えますか?
多くの方が「吸いづらい」と感じるはずです。
では次に、
頭を起こしてお腹を軽く伸ばした状態で同じように吸ってみてください。
どうでしょうか?
先ほどよりもスッと空気が入る感覚があると思います。
このように、呼吸は「姿勢」に大きく影響されます。
普段は無意識に行っている呼吸ですが、
意識的にしっかり行う呼吸を「努力呼吸」といいます。
努力呼吸では呼吸に関わる筋肉がしっかり動くため、
いわば“呼吸の筋トレ”とも言えます。
呼吸に関わる主な筋肉は、
・横隔膜(メイン)
・外肋間筋
・胸鎖乳突筋
・斜角筋
などです。
特に胸鎖乳突筋は、首から鎖骨・胸骨に付いている筋肉で、
頭の位置や姿勢の影響を大きく受けます。
姿勢が崩れて頭が前に出てしまうと、
この筋肉がうまく働かず、呼吸も浅くなってしまいます。
逆に、姿勢を整えてしっかり鼻から呼吸ができると、
・鎖骨が持ち上がる
・肋骨が広がる
・肺がしっかり膨らむ
といった、本来の呼吸の動きが戻ってきます。
それだけでも、
脳や身体への酸素供給量は大きく変わります。
「なんとなく疲れやすい」
「集中力が続かない」
そんな方は、呼吸の浅さが関係しているかもしれません。
普段あまり使えていない呼吸筋は、固まりやすくなっています。
ストレッチや姿勢改善で、本来の呼吸を取り戻していきましょう。
