こんにちは。
久留米市の「エーパシ・カイロプラクティック」です。
私たちの身体のバランスは、姿勢だけでなく「食べ方」や「食べる順番」でも大きく変わります。
今日は、南九州大学の研究からわかった「ドレッシングと血糖値の関係」について、カイロプラクティック的な視点も交えて解説します。
まずは「ベジファースト」で血糖値をコントロール
「ベジファースト」とは、食事の最初に野菜(特に食物繊維)を食べることで、血糖値の急上昇を防ぐ食べ方です。
血糖値が急に上がると、身体は「インスリン」というホルモンを分泌して糖を脂肪に変えてしまいます。
つまり、血糖値の上昇をゆるやかにすれば、太りにくく、代謝の安定した身体をつくることができるのです。
野菜から食べると太りにくいっていうのはマジなんですよ。
南九州大学の研究結果:「マヨネーズ」が最も血糖値を上げにくい?
南九州大学 管理栄養学科による研究で、女子学生10名を対象に以下の実験が行われました。
① サラダ → ご飯(ベジファースト)
② ご飯 → サラダ
そして、サラダには次の3種類のドレッシングを使用👇
ゴマドレッシング
マヨネーズ
青じそドレッシング
結果は驚きのものでした。
なんと、マヨネーズを使った場合が最も血糖値の上昇を抑えたのです。
脂質エネルギーが高いほど、糖の吸収がゆるやかになったと考えられています。
脂質の多い順は、
マヨネーズ > ゴマドレ > 青じそ
となります。
ただし「中性脂肪」には注意が必要
血糖値の上昇を抑える効果があったマヨネーズですが、
同時に中性脂肪の上昇が最も大きかったという結果も出ています。
一方、青じそドレッシングでは中性脂肪がほとんど変化しなかったとのこと。
👉そのため、
血糖値を重視する人 → マヨネーズ
脂質を抑えたい人 → 青じそドレッシング
と、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
カイロプラクティック視点で見る「血糖値と身体のバランス」
血糖値の乱れは、自律神経の働きにも影響します。
血糖値が急に上がると交感神経が優位になり、身体が「緊張モード」に入ります。
この状態が続くと、
肩こり・腰痛の悪化
睡眠の質の低下
疲労感やだるさ
といった不調につながります。
まとめ|食べ方も「整える」健康習慣の一部
「ベジファースト」で血糖値の上昇を防ぐ
ドレッシングによって血糖値・中性脂肪の変化が異なる
マヨネーズは血糖値を抑えるが、中性脂肪が上がりやすい
青じそドレッシングは脂質を控えたい方におすすめ
食習慣を整えることも、身体のバランス調整につながる
食事ぐらい好きに食べさせてよ!と思う方もいるかもしれません。
毎日じゃなくてもドレッシングを選ぶときの選択肢として考えてみてください。