井上です。
最近、当院に来られているお客様の中にも筋トレを始めた、という方が増えてきました。30代になれば徐々に体は衰えていき代謝が落ちて痩せにくくなったり、体型が崩れていきます。(何もしなければ)
筋トレをするときに憧れるのは、男性であれば厚い胸板や逆三角形の背中なんかで、女性であれば引き締まった二の腕や上向きのお尻でしょうか。
でも、競技となれば見た目も大事ですが、パフォーマンスが最優先です。それを考えると大前提として土台がしっかりしていないとせっかくつけた筋力も宝の持ち腐れになるかもしれません。
体幹の重要性
例えばクレーン車だって重いものは持ち上げられるけど、土台がしっかりしていないと横転することもあります。
人間の土台といえば「体幹」です。
随分前から体幹トレーニングという言葉を耳にすることがあり流行になりました。
ただ、なぜ体幹をトレーニングしなければいけないのか?ということを理解しておかないと、バランスが崩れてしまい競技でも思ったようなパフォーマンスが発揮できなかったり怪我のリスクも高まります。
もちろん理解している人もいると思いますが、YouTubeの発達や24時間ジムが増え、気軽にトレーニングする機会も増えてきています。
それと同時に指導をうけることなく見よう見まねでトレーニングを開始して身体を痛める人も増えています。
強くない体幹でトレーニングを始め、四肢の筋トレをすると腰痛のリスクが高くなります。たまにそういう人が来院されるんですよね。せっかくトレーニングしているのに腰痛になるって悲しいじゃないですか?
地味ですけど、軽い体幹トレーニング紹介しておきます。
サイドプランク:腹横筋,内腹斜筋,外腹斜筋,腰方形筋など
ハンドニー:背骨を安定させてくれる筋肉「多裂筋(たれつきん)」=インナーマッスル(深層筋)を鍛えられます。 ここを鍛えることで背骨を安定させてくれて腰痛予防、改善になります。 姿勢を安定させてくれることから「姿勢筋」とも言われます。
毎日30秒ぐらいできればいいと思います。