今日はストレッチのお話。
- ストレッチのやり方も何となく知っている
- ストレッチを続けることも大切だということも知っている
- でも、続かない、続けれられない、続かせたくない?
今日は「ストレッチを継続させるコツ」をご紹介します。
ストレッチは歯磨きと同じ
こういう相談を受けた際にこう返しています。
そもそも、ストレッチは「続ける」「続けなくてはいけない」という風に考えていませんか?そんなお堅い考えは今すぐ捨ててしまいましょう。
前述の通り、「歯磨き」について考えてみましょう。
歯磨きする理由ってなんでしょう?
………
デメリットが多くないですか?
口が臭くなる、口の中が気持ち悪い、虫歯になると痛い、など理由は人によって様々です。
じゃあ、虫歯にならなかったら歯磨きはしませんか?もしくはこれから1週間の間、他人と話さなくていいから口がどんだけ臭くてもいいので歯磨きはしませんか?
虫歯にならなくても、人に会わなくても、磨かないと気持ち悪いから、という理由で歯磨きをすると思います。
カラダのケア、という部分では”やらないと気持ち悪い”という感情がとても大切です。
ストレッチは努力ではなくメンテナンス
ストレッチはカラダのメンテナンスなので特に気合をいれて行う努力とは違うものです。
- 1日5個の英単語覚えるぞ!
- 毎日ブログを書くぞ!
っていうのは意思が伴います。
カラダのメンテナンスは
- 髪が濡れたままだと痛むからドライヤーするか
- 日焼けするから日焼け止めクリーム塗るか
という無意識な位置づけです。
ストレッチを頑張る!とかモチベーションが!継続力が!と思うのはナンセンスです。ドライヤーや日焼け止めと同じように「気づいたらやっている」が本来のストレッチの立ち位置なんです。
続けるためのポイント
そうはいっても続けないと意味がないのでポイントをお伝えします。
- 毎日やっていることにくっつける
- ハードルを上げない
この2点だけです。それでは説明していきましょう。
①毎日やっていることにくっつける
毎日の歯磨きはいつやりますか?って考えると、食事⇒歯磨きの順番が一般的ではないですか?食後すぐ歯磨きの人もいれば、少し時間が経ってからの人もいると思いますが、食後というのは変わらないでしょう。
それ同様にストレッチもくっつけます。王道はお風呂のあとですが、お風呂⇒ストレッチでもいいですし、お風呂⇒ドライヤー⇒ストレッチもいいでしょう。
オススメは「ヨガマットを床に敷く」です。何かしらアイテムが置いてあるとやる気がでてくるんですよね。。
- お風呂にはいる⇒ヨガマットを敷く
- ドライヤーで髪を乾かす⇒ヨガマットを敷く
形に入るとやってしまうものです。包丁握ったら料理したくなったり、リモコン持ったらテレビつけたりチャンネル変えたりするでしょう?そこにモチベーションなんてないんですよね。
②ハードルを上げない
ヨガマットを敷いたらまずはその上に座りましょう。基本的に人間は怠惰ですから”嫌いなこと””つまらないこと””ストレスがあるもの”は実行しませんし、日常生活から除外されていきますのでストレッチを「頑張る」ことは避けたいんですよね。
- まずはヨガマットを敷くだけでOK
- 次にヨガマットの上に寝てみましょう
- 更に余裕があれば前屈とか開脚を見よう見まねでやりましょう
こんな順番でOKです。毎日できなくてもいいんですよ。週に何回かから始めれば。とりあえず1回できれば十分です。
そうやって毎日の習慣に落とし込んでいけば、ある時を境に「ストレッチをしないと気持ち悪い自分」に変わっていることでしょう。
疲れているのに何で走るんですか?筋トレしているんですか?って思うこともあるかもしれませんが、その人達も「運動しないと気持ち悪い自分」になっているからだと思います。
まとめ
ストレッチを続けなきゃいけない!と思うことからは卒業しましょう。ストレッチは努力ではなく体のメンテナンスです。
- 毎日やっていることにくっつける
- ハードルを上げない
この2つが大切になるので参考にしてくださいね。