その存在は知っているものの、あまり気にならないのが「小腰筋」(しょうようきん)
メジャーな大腰筋の前を走行する細い筋肉です。
大腰筋と同じような動きをしますが、
腸恥筋膜弓(ちょうちきんまくきゅう)という腸骨につくのが特徴。

💡「ない人」も多い筋肉
小腰筋の最大の特徴といえば、
そもそも存在しない人が多いということ。
統計では 40〜60%の人には小腰筋がない といわれています。
つまり、半分近くの人は最初から「ない筋肉」なんです。
🦴なくても大丈夫?
生物は、あまり使われなくなった機能を退化させていく傾向があります。
小腰筋もその一例かもしれません。
「小腰筋がない人は大腰筋に負担がかかりやすい」
→「腰痛や疲れやすさにつながる」
といった説明もありますが、実際どこまで影響があるのかはまだ不明です。
🌿まとめ
小腰筋は「知っていて損はないけれど、なくても生きていける筋肉」。
それでも、体を支えるインナーマッスルの一部として、
大腰筋とともにケアしてあげたい存在です。
