どうもエーパシです。
今朝、うちの問い合わせメールにこんなメッセージが来ましたよ。
はじめまして。質問なんですが、肩こりに悩んでいます。先生のところに通いたいのですが、お金がなくて通えません。でも肩こりが酷くて時々吐き気も出ます。ですからAmazonで低周波治療器を買おうと思いますがどう思いますか?
来る気ないんか~い!
まぁいいでしょう。お金に関する価値観は人それぞれですからね。吐き気を我慢してまで使いたい、いや使わざるべきお金があるんですよね。そういうときって人生に何度かあるよね(笑)
せっかく質問を頂いたので低周波治療器と肩こりに関して書いていきましょう
そもそも低周波ってなに?
だいたい低周波って何?というところだし、普通の電気治療と何が違うのか?
はたまた高周波もあるの?って疑問もわいてくる。
それについて調べてみた
周波数って何?
周波数とは、交流電流・音波・電磁波などが空間を伝わる際に描く波形の数のことです。
物質には、空間をまっすぐ進むものと波型に進むものがあり、電気や音は波形に進みます。電磁波における周波数とは、1秒あたりにくり返される電気振動の数です。周波数はHz(ヘルツ)という単位で表します。
この周波数の動きがまるで波のように見えるので、周波数がある電気・電磁波・音波などを周波、と表わすこともあるでしょう。高周波と低周波の違いは何? 電磁波の強弱とどう関係しているの?
高周波は1秒間での波の数が多い、低周波は少ないって感覚で覚えてみてください。
低周波はマッサージ機器や美容器具によく使われ、高周波はラジオやテレビの電波です。波が多いから画像や音声があんなにキレイに伝わるんですね。
低周波治療器を買う前に!肩こりを改善するため悩むこと
肩こりになって「原因ってなんだろうか?」と考えると
- 運動不足
- 姿勢が悪い
- ストレス
などが考えられる。ここで一つずつ解消していけばいいのだけど、
「運動って疲れるし、時間もない」という理由で一蹴されることが多い。一番お金がかからずいい方法だと思うのだから勧めるが実行する人は少ない。
「姿勢を良くする」これは正しいのだが、良い姿勢というのは胸を張っていればいいという問題でもない。間違った姿勢改善でますます疲れるというのよくあることだ。姿勢改善ならこの記事を読んで参考にしてほしい。
「ストレス改善」ストレスのせいでドカ食いして太る➡また肩が凝る。地獄ループである。過食をストレスのせいにして逃げるデブは多いがストレスが食べ物を口に突っ込んでいるわけではない。ストレス改善はいくらでも方法があるのだが食に走ってしまうあたり、世の中からデブはいなくならないだろう。
このような理由で「楽に肩こりを改善する方法はないだろうか?」で見つけ出されるのが低周波治療器だと考える。
貼って電気を流すだけ!のメリット、デメリット
低周波治療器というのは患部にペタペタとパットを貼って、後はスイッチオン!というお手軽さが売りだと思う。
やっぱ楽なやつはいいですよね(笑)確かに低周波を流すとその刺激で筋肉を直接マッサージして興奮した神経をしずめ、血行を促進し、コリによる痛みなどを自然に回復するように手助けしてくれます。
貼るだけなのでテレビ見ながら、勉強しながら、家事をしながら…と色んなところで使えて便利だと思います。通販で買えば安いものもあるので整体やマッサージに通うより経費は抑えられますね。
血行が良くなれば痛みは軽減する
筋肉が冷えて固まって血流が悪くなるので痛みが出てしまうんですよね。だから血流が良くなれば痛みも減ります。という理論なんですが、やはりこれは対処療法でしかありません。
デメリットとしては、痛くなったら電気を流す…。痛くなることは避けられないのです。低周波を流しまくっていても根本的な解決にはなりません。そのうち皮膚が電気の刺激で痛くなってしまうこともあるでしょう。電気を毎日流すのは個人的には良い気はしません(笑)
また、痛みというのは脳への電気信号ですから、痛みを感じる=神経伝達がうまくいっている。と考えてもいいでしょう。それを違う電気で阻害するのですから根本治療には効果がないと考えます。
そもそも肩こりは筋肉だけの問題なのか?
僕も10年以上この仕事に携わってきていますが、純粋に体の疲労だけで肩こりが生じている場合はすぐに改善するケースが多いです。
質問者さまは吐き気がするぐらい…なので酷い方だとは思いますが、食事や睡眠時間などはメールからはわかりませんでしたが、身体を作っているのは「食事」ですから、食事内容も考慮すると改善が早いかもしれませんね。
まとめ
低周波治療は対処療法でその場では効果があるが、根本的な治療にはならない。
安いやつから高いやつまであるけど、正直どれが合うかは分からない。
メールには「良いと思ったら買えばいいと思います。それで治らなかったら当院で治してください」と返信。お礼のメールはない。もっと酷くなればいいのに…と思ってしまう荒んだ心を持つ私。
肩こりの原因と対策を知りたい方はこの中から貴方に合うものがあるかもしれません。