よく肩こりや猫背にお悩みの方にお勧めしているのが、「ぶら下がる」ことです。
私が子供のころは「ぶら下がり健康器」なんてものが流行っていたみたいですが、いまはあんまり聞かないですね。
ひょっとしたら、「ぶら下がるだけで姿勢が良くなったり、肩こりに効果的ってきいたことある!」そんな印象も持っている方も多いかもしれません。
実際にぶら下がると、普段あまり伸ばすことのない肩や背中が伸びるため、気持ちよく感じる方も多いと思います。
では、これを1ヶ月続けると、どんな変化が期待できるのでしょうか?
今回は、1日20秒を2~3セット、合計1分程度を目安にした場合の変化を紹介します。
1週目:背中が伸びる感覚
まず感じやすいのが、背中や肩まわりが「伸びた!」という感覚です。
ぶら下がることで腕が上に引っ張られ、肩や背中まわりが普段とは違う状態になるため、終わった後に体が軽く感じることもあります。
ただし、この時点ではあくまで一時的な変化。
ぶら下がったからといって、すぐに姿勢が根本から変わるわけではありません。
2週目:肩や背中がスッキリ?
継続していくと、肩や背中まわりを動かす機会が増えることで、肩甲骨周辺が動かしやすくなったと感じる方もいます。
特に、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている方は、「肩が動かしやすい」「背中が伸ばしやすい」と感じることがあるでしょう。
ただし、肩こりの原因は人によって違うので、ぶら下がれば必ず肩こりが改善するというわけではありません。
3週目:姿勢を意識しやすくなる
3週間ほど続けていると、普段の姿勢に意識が向きやすくなることがあります。
「最近、背中が丸まっているな」
「肩が前に出ているな」
など、自分の姿勢に気づくきっかけになるわけです。
姿勢を意識するようになると、背筋が伸びて見えたり、肩の位置が変わって上半身がスッキリして見えたりすることもあります。
ただし、見た目の変化は姿勢だけで決まるものではありません。
4週目:体を伸ばす習慣が身につく
1ヶ月続ける頃には、「ぶら下がる」という習慣そのものが身についてきます。
長時間スマホやパソコンを使った後などに、体を伸ばす習慣があるだけでも、日頃のコンディション管理には役立ちます。
ただ、ここで一つ注意してほしいことがあります。
ぶら下がるだけで猫背が完全に改善するわけではありません。
姿勢は、筋肉の柔軟性や筋力、普段の座り方・立ち方、歩き方など、さまざまな要素が関係しています。
ぶら下がりは、あくまでも「体を伸ばす」「肩や背中を動かす」ための一つの方法として取り入れるのがおすすめです。無理に長時間ぶら下がる必要はありません。
まずは10~20秒程度から始めて、体の状態を確認しながら少しずつ続けてみてください。
毎日1分でも、続けることが大切です。
個人的には逆手でぶら下がった方が、背骨のけん引力が強く感じます。上腕二頭筋のストレッチ感が強いからかしら。
