呼吸って誰しも生まれた時に「オギャー」と泣いてスタートします。
死ぬまで続くものだと思いますが、病院にいると機械に頼ることもあります。
呼吸は”当たり前”のことであり意識することもないのですが、「努力呼吸」は意識しやすいかもしれません。
って思いますよね。普段意識することなくする呼吸は「安静呼吸」と言って横隔膜の運動で肺が膨らんで~、しぼんで~を繰り返すものです。
「努力呼吸」は一生懸命呼吸することです。100mを全力疾走すれば安静呼吸だけでは酸素が足りずに肩を上下させ胸郭を動かし酸素をより多く取り入れようとします。いわゆる”肩で息をする”ってやつですね。
このときに胸鎖乳突筋や斜角筋群が胸郭を引き上げます。
首の寝違え
首の筋肉繋がりで「首の寝違え」なんですが、さきほどの胸鎖乳突筋や斜角筋がバリバリに固まっていることが多いです。首の寝違えなんで首に問題があると思いがちですが、この2つの筋肉をほぐそうとすると悪化するんでそっとしておいてくださいね。
胸郭が緊張していると胸鎖乳突筋や斜角筋が緊張してきますので、まずは胸郭を緩めることを意識してみてくださいね。胸郭を緩めるには以前お知らせしたように”息を吐く”ことを意識しましょう。
なかなか息が長く吐けない…という方は背中を丸くして息を吐くと緩みやすくなりますよ。