こんにちは。美しい骨格を追究するエーパシ・カイロプラクティックの井上です。
先週末の暖かさはどこへ?というくらい寒い一日でした。桜が咲き始めたので気分も明るくなっていきたいですね。
しかし、また寒くなると首をすぼめて背中が丸くなってしまいますよね。
この丸くなった猫背姿勢は「顔のたるみ」にも関係しているってご存知でしょうか?
顔のたるみは、年齢を重ねることによる肌のハリの低下という原因もあります。
しかし、なぜ猫背が顔のたるみとつながっているのか?
実は、顔の筋肉と背中の筋肉はつながっているんです。
背中にある僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉が広がっていて、後頭部につながっています。
この僧帽筋は筋膜で顔の表情筋とつながっています。
姿勢が悪い(猫背)ということは、僧帽筋が衰えることを表していますし、姿勢が悪いことで僧帽筋が凝り固まってしまいます。
また僧帽筋は、後頭部から顔を引っ張り上げている役目もあります。先ほどの図をよく見ていただくと分かりますが、頭の付け根付近から伸びています。
みんな大好き、そう!リフトアップです。
僧帽筋が衰える=リフトアップ効果が弱まる、ということなんですね。
以下の流れでお顔が下がってきます。
1.猫背になって顔が前に出る
2.頭が正しく身体の上に乗っかっていない
3.僧帽筋の衰えまたは衰えて凝り固まる
4.顔を上げるリフトアップ効果が弱まる
5.筋膜でつながっている表情筋の動きを邪魔する
6.表情筋の動きが悪くなって衰えてくる
と、このような感じで変化していきます。
表情筋の衰えということは、筋肉が全体に下へ垂れてくることになるので、顔のたるみの原因となるのです。
もちろんほうれい線の原因にもなります。
また首が前に出るので、首の皮膚も引き伸ばされて、首のシワの原因にもなります。
でも自分の姿勢が悪いことに気づいていない人って意外といらっしゃいます。
一度、自分の姿勢を横から取ってもらって、どんな姿勢になっているチェックしてみるのも大事です。
こんなことにならないように、猫背を直して正しい姿勢を作ることが、「美」を保つために重要になりますよ。お顔ばかり気にされていては根本解決にはなりませんよ。
姿勢に関するお問い合わせはエーパシ・カイロプラクティックまで