ストレッチ

食いしばりとエラの張り

今日は食いしばりのお話。

食いしばりをすることで『側頭筋』という頭の筋肉と
『咬筋』という顎の筋肉が強く作用します。


側頭筋が硬くなると頭痛が出てきたり、咬筋が硬くなるとエラが張って顔が大きく見えてしまいます。

ですから、側頭筋と咬筋のマッサージが有効です。最近では咬筋にボトックス注射をする人も増えてきていますね。美容整形の部類になりますが、最近はテレビCMでも流れていますし、かなり一般的に認知されて抵抗も少なくなってきたようです。

ただ、ボトックス注射で一時的に筋肉を弱らせても食いしばり自体をなくしていかなければ、また筋肉は育ってしまいます。咬筋に力が入りやすいのはなぜなのか?ということを突き詰めていかないといけません。

咬筋の拮抗筋

拮抗筋(きっこうきん)とは、Aの筋肉に力が入っているときにBの筋肉がストレッチがかかっている関係性の筋肉のことをいいます。

例をあげると、腕を曲げて力こぶと作ると上腕二頭筋は盛り上がりますが、上腕三頭筋はストレッチがかかる状態です。

エラの張りに影響を与える咬筋にも拮抗筋があります。つまり、咬筋をリラックスするためには咬筋の拮抗筋をある程度緊張させなければならない、ということです。

その咬筋の拮抗筋は「僧帽筋」です。

俗にいう肩こり筋ですね。この筋肉が弱くなったり動いていなかったりすると、拮抗筋である咬筋に力が入りまくって食いしばりが起きやすくなります。

ということで、明日は自宅で出来る僧帽筋の体操をお伝えします。

 

  • この記事を書いた人

井上洋人

福岡県久留米市で唯一の”腰痛、坐骨神経痛、頭痛、姿勢改善”専門院エーパシの井上洋人 痛みの根本原因を探し出し結果をだす整体師

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