エーパシです。
今日も腰痛の方が初めて来られました。
椎間板ヘルニアです、4番と5番の。座っていられない、長時間のドライブの後には立つのに時間がかかる、寝起きで腰が痛い、などなどとっても大変な状態でした。
椎間板ヘルニアは運動すると治りやすいんですよ。
動いている方が楽っ!っていう人がほとんどですけど、別に腹筋すればいいってわけじゃないんですよ。
病院とかで「筋力不足だから支えられていないですよ~」なんて言われたけど腹筋運動なんか痛くてできないと思います。無理しても更に痛めることになるので、まずは痛みをとる体操をお勧めします。
身体を反らす「マッケーンジー体操」がおすすめ
マッケンジー体操っていうのは、身体を反らして腹筋のストレッチと背筋を鍛える体操になります。
また、椎間板の前側にかかっている圧力を減らして、飛び出しているヘルニアを押し込む動きにもなります。
こんな感じで後ろ側に飛び出しているんですけど、これはこの前側の圧が高いんですよ。
ハンバーガーでギュッと握ったら、肉が前に飛び出してくるでしょ?それをイメージしてくれるといいかな~。
運動のやり方
こんな感じでやってね。
なぜ?この反らせる体操がいいのか?
この体操って赤ちゃんがお座りする前にやる動作なんですよ。
生まれたときって仰向け、
そこからうつ伏せになって、
顔を反らして、
腰を反らせて、
お座り、
ハイハイ、
立って、
歩く、
走る…
この順番です。
どうでしょう?アナタはどの段階で痛みが出ますか?
今回は座っていてもキツイってことなので、腰を反らせる体操です。
座っていてもキツいのに歩いて、走ったり、筋トレしたりは応用編の動きになるから難しいわけですよ。
やっぱり基礎に立ち返らないとね。何事も。