デスクワークなど、1日の中で座っている時間が長い人は、一度「膝がしっかり伸びるか」を確認してみましょう。
膝が伸びない、もしくは伸びにくいと感じるのであれば、太ももの裏側にある「ハムストリングス」が硬くなっている可能性があります。

実は、この「膝が伸びにくい」という状態は、肩こりとも関係しています。
膝が伸びにくくなると、骨盤が安定しにくくなります。すると体はバランスを取ろうとして、上半身を前に倒すようになり、猫背になりやすくなります。
猫背になると、頭が体より前に出た姿勢になってしまいます。
頭は重い(体重の10%前後)ため、それを支える首や肩の筋肉には大きな負担がかかります。その結果、肩こりにつながってしまうのです。
このように考えると、「膝が伸びにくいこと」と「肩こり」は、意外と関係が深いことが分かりますね。そのまま放置していると、ハムストリングスがさらに硬くなり、姿勢の悪さも定着してしまいます。
肩こりを改善しようと肩や首ばかりを揉んでいても、なかなかスッキリしない場合は、こうした下半身の硬さにも目を向けてみましょう。
ハムストリングスを柔らかくするストレッチ
ハムストリングスの柔軟性を高めるには、ストレッチがおすすめです。
やり方
・仰向けに寝ます。
・バスタオルの両端を左右の手で持ち、真ん中を足裏に引っ掛けます。
・膝を伸ばしたまま、タオルを使って足をゆっくり持ち上げます。
・太ももの裏が気持ちよく伸びるところで30秒ほどキープします。
・ゆっくり足を下ろし、反対側も同じように行います。
・1日に2~3セットを目安に行いましょう。

無理に足を高く上げる必要はありません。
「太ももの裏が伸びているな」と感じる程度で十分です。
肩こりが気になる方は、肩や首だけでなく、膝や太ももの裏側も一度チェックしてみてください。
意外なところに、肩こりの原因が隠れているかもしれません。