正しい歩き方教えてください。
よく聞かれる質問です。O脚や骨盤の広がり、外反母趾の原因のひとつに歩き方も含まれています。
というか、皆さんは自分自身で「姿勢が悪いのは歩き方がおかしいから」もしくは「歩き方がおかしいから姿勢が悪くなる」ということに気づいていることが多いのでしょう。
または家族や知人から歩き方がおかしい、と言われたことがある人は「正しい歩き方」を意識することが多いです。
じゃあ、正しい歩き方は何ぞや?と調べると…
正しく歩くためには、歩き出 す際に前足のひざはなるべく曲げないようにしてかかとから着地し、後ろ足は母趾(親指の先)の指腹を使ってけり出すことを意識します。 ここに大臀筋の上部繊維のスイッチがあり、 母趾の指腹が地面に触れることで、働くようになります。
と、出てきます。これができる人はそれでいいのですが、今日の本題は、

という方に向けてです。
骨盤は常に8の字を描きながら動く
歩いている際に、左右の骨盤は捻じれながら動いています。理想的な動きとしては大腿骨の大転子は円を描き、骨盤全体は8の字を描いています。(後ろに倒れたり、前に反ったりするため)
ただ、骨盤が傾くということは上体も揺れます。ただ、いくら大股で歩いても走っても頭や上体は揺れないように体はバランスをとってくれます。
この際に、上体のある部分が硬いと上半身でバランスを取らずに下半身でバランスを取ろうとします。(上体をなるべく揺らさないようにするため)
それが足指、膝関節、股関節の歪みと繋がってきます。
その上体のある部分とは、腹筋(腹横筋)と肋骨です。ここが硬いと骨盤が捻じれた際に上体のバランスが崩れやすくなります。
反り腰気味の人や外反母趾気味、O脚気味で歩き方に気をつけているけど、指が使いにくいな~という方は腹横筋や肋間筋のストレッチをしてみてくださいね。
また近いうちに動画でご説明するので、ブログチェックしといてくださいね。